代車インプレッション(トヨタ サクシード編)!
妻の初代プリウスを下取りに出し 新型プリウスが納車される今月下旬までの
つなぎの代車として お貸ししてもらってる トヨタ サクシード ワゴン!

トヨタ・プロボックスのコンセプトを承継し ベースを少し大きくした 5ナンバーワゴン版です。
この車は・・

雑誌CarMagagineの中の人気連載? ニュー・カー・マガジンの主宰を勤めておられた
評論家の斉藤さんが FIAT TIPO(フィアット ティーポ)2台体制に続く足車として
トヨタ・プロボックスを 手に入れられたことからも
その姉妹車たるサクシードにも かなりの実力が隠されてるようで
個人的には興味深々でした。
Wikipediaによると
カローラバン / スプリンターバンの後継である姉妹車のプロボックスに対し、
カルディナバンの後継となるサクシードは、全長で105mm、荷室長で20mm長く、
バンの2名乗車時に3尺×6尺(サブロク)の合板や畳がギリギリ収まる長さ(1830mm)とのこと。
その思いは ここ2~3週間ほど 時々乗ってみましたが
フムフムと納得いくものが多かったです。
まず 全長4300mm、全幅1695mm と5ナンバーの使いやすいサイズに収めながらも
ホイールベースを 2550mmと長めにとり
垂直に立ち上がったガラスやボディサイドと相まって 十分な室内空間を確保してます!
リアのゲートもほぼ垂直なため 後ろをすぼませた現代流線型ワゴンと対極にある使いやすさ。
質実剛健さを 体現したボディデザインと言えましょう。頼もしいです。

室内に目を転じますと シンプルなスピードメーターだけのメーターパネル!
あとは 各種警告灯だけで済ましてるようです。
ここらへんは コストを抑えた実用車ながら 楽しませるデザインのラテン系と違い残念な部分。
ですが 1500ccのエンジンから 109PSの馬力と 14.4kg・mのトルクを発揮し
たかだか1,060kgしかない車輌重量に助けられ けっこう走ります。
今時は少なくなった フロアから伸びる長いATのシフトレバーをDレンジに押し込み
走り出せば これで十分 といった感じに包まれます。

それは アップライトで座らせるポジションのシートに 割と切り立った各種ウィンドウ
そして 伸ばせばそこにある=必然の位置にある 絶妙の各種スイッチといった
各種インターフェイスが ストレスを感じさせない 人間に添ったものだからでしょう。
ですが 使う喜びにあふれてるかと言えば 必要にして十分
それ以上でも以下でもない という結果にならざるを得ません。
でも 10年ひと昔以上前の国産車よりは ボディ剛性とかハンドリングのしっかりさとかは
だいぶマシにはなっています。
そしてなにより 2WDなら 消費税抜きで150万円を切る価格設定は
ここからの値引きを考えると脅威!としか言いようが無いでしょう。
私も このインプレッションを書くにあたって調べるまでは
排気量1800cc 定価170~180万円かと思ってたクチですから。。。
改めて トヨタ恐るべし!を実感した試乗でした。
by lancista | 2009-07-08 07:17 | Car life & event


