クレーターの裏側?

その答えは・・
言わずと知れた? 私の愛車 ランチア・トレヴィ・VXのダッシュボードです!

実は 今回 1年半前に車を入手した時から気になっていた
スピードメーター裏のカタカタ音を解消すべく メーターケーブルを交換してもらいました!
車を手に入れた時から メーターケーブルを四方八方手を尽くし 探しましたが出て来ません(涙)
しか~し ランチで 大磯のトレヴィ大先輩 I さんからお借りしたパーツリストを元に
L.SPARESさんに 部品番号で探してもらうこと 数ヶ月!見事 見つけ出して頂きました!
そして 修理をお願いしたのは 最近お世話になってる worksohp Imozze(イモッツェ)!
約2週間お預けしてる間に 色々と不具合を解消していただきました。
とりあえず今回は メーターケーブル交換とエアコンダイヤルの不具合修理にクローズアップ!

メーターは ケーブル自体は切れてませんでしたが 先端外周のプラスチックのジョイント根元が
負荷がかかったのか 千切れてカタカタ音が鳴ってました。
奇跡的に入手した新品と交換して メーター裏から発生してた音が止まり 無音状態に!
帰りの山陰道で トレヴィってこんなに静かだったのか!と感激したほどです(笑)
外した元のケーブルは 中身は大丈夫なので捨てずに大事に取っておきましょう。

滅多に見れない ダッシュボードパネルを外した状態です。
これでは トレヴィの魅力半減ですね!
いかにインパネで トレヴィたらしめてるかが判ります。

メーターも外してしまうと 2CVなのかトレヴィなのか判別不能ですね(半分冗談です)
しかし インパネを縦断するように横に鉄骨が走ってますが 皆こんなものなのでしょうか?

スイッチパネルの表側です。これも重要な部品ですね。
真ん中下あたりの 丸いダイヤルが空調調整ダイヤルです。
赤が暖房 青が冷房で 今は赤が見えてますね。
左の大きめの丸が並んでいるのが 押し込み式スイッチです。
メクラスイッチで使用してないのが 真ん中に2個あります。
右の小さめの丸が並んでいるのが インジケーターランプです。

80年代というか70年代の名残りを残すフィルムも交えた配線です。過渡期なのかな・・

こちらは ヒーターユニットです。
せっかく ダッシュ外したのだし 奥の寿命を迎えそうなファンユニットのモーターも交換!
と思ったのですが ヒーターユニット>クーラーユニット>シロッコファン だとかで
今回は部品も揃えてないので断念。
代わりに エアコンダイヤル裏側の 破けて圧がかかってなかったバキュームホースを交換し
バキューム圧が正常に戻り ダイヤフラムのON・OFFも復活!
さらに フラップの開閉を邪魔してた 温度センサーの針金の取り回しも正常な位置に戻し
完全に周り切らなかったエアコンダイヤルも スムースに周るようになりました。
多少は エアコンや暖房も効きが良くなるでしょう とのこと。
いつかは 京都のコルソマルケさんに頼んで現代高効率のエバポレーターへと換装したいですが
ちょっと今年は他で費用が嵩んだため 無理っぽいですね。
またいつかお願いするとして とっておきましょう(笑)

という訳で 2週間振りに完調なったトレヴィに乗って ご機嫌で帰宅したのでした。
メーター裏のカタカタ音が無くなり 静かな高級車だったんだと改めて確信した次第です。
次回は 他に色々トレヴィに施した修理内容をお伝えする予定です。つづく・・
by lancista | 2009-02-04 00:18 | LANCIA TREVI VOLUMEX


