クルマナオキ設計凸凹ハウス見学会(和室~書斎コーナー編)
今回は 4つ目の箱である和室と書斎コーナーです!
キッチンから段差なくフラットで続くのは 障子を表裏太鼓貼りとした建具で仕切った和室です!
あえて面白さを狙ったのか 白い壁に見立てたのか定かではないですが 似合ってますね。
その太鼓貼りの障子を引き込むと 4畳半ながら半分くぼみで囲まれてるため
落ち着きのある和室が出現します!
というか 普段は開け放して 畳コーナーといった使い方が中心になるでしょう。
小さい子供が居る家庭では ここで寝かせたり 遊ばせておけば 母親が普段居る場所となる
キッチンやダイニング または書斎コーナーから 目と鼻の距離なので 安心ですね。
やはり床にゴロンよりは 畳が嬉しいシチュエーションです。
琉球畳で畳の縁取りが無く 半畳区切りとしたのも 升目が綺麗でポイント高いですね。
あえて高さを抑えた窓部分も リビングと揃えた木製建具が奢られており 風情を醸し出します!
こぼさずに残した離れの建物が 丁度対面に見える位置関係です。
書斎コーナーとの30cm弱の段差を利用して設けられた引き出しは
ちょっとしたものを入れておくのに便利ですね!
私が使うなら 和室で遊ぶ子供用のおもちゃを仕舞っておきたいですね。
我が家ヒダマリハウスで 唯一後悔というか あ~しておけば良かったなと思うのが
和室の小上がりでしょうか。。。
そこに腰掛けて リビングのTVを一緒に見たりするのに
ソファーひとつで足りない部分を 補ってくれそうです。
あと ちょっと昼寝をしたりするのに フラットだと床に寝てる感じで落ち着かないことがあります。
子供の遊び場として活用したり 段差を利用しておもちゃを放り込んでおけるのも助かります。
2階に子供部屋を作っても 親が居る(TVがある?)1階に 子供は居たがるのです。
ただ 段差を付けることによるメリット・デメリットもあるので どうとは言い切れないですね。
この凸凹ハウスのように 割り切って段差を楽しんでしまえば 昇華されると言えましょう。
話が脱線しました(汗)
1段下がった書斎コーナーは その部分だけで見るとそう広く無いながらも
視線がリビングの窓越しに抜け キッチンやダイニングからも近く
何かをしながら また戻って といった使い方にも適しており また落ち着けます。
ご主人がパソコンに夢中になっていても 奥様との距離が近いので
我が家の1階と2階吹き抜けのように離れてなく 叱られることも少なそうです(笑)。
でも 場所的にコチラは奥様が占有して ご主人は寝室のカウンターでしょうか。
どちらにしても 平屋ベースなので そう距離が離れないのが良いですね。
なお 今日と明日と 紹介してます「凸凹ハウス」のオープンハウスが開催されています!
是非 興味のある方は 家を建てる建てないに関わらず 覗いてみて下さい。
では いよいよ次回は最終回? 薪ストーブが魅力的なリビング編です。つづく・・
by lancista | 2009-01-17 09:23 | Kuruma-Architect