クルマナオキ設計凸凹ハウス見学会(キッチン&ダイニング編)
キッチン&ダイニングを見ていくことにしましょう!

2つ目の箱である階段の踊り場から さらに1段下がり
キッチンとダイニングの空間となります。

このダイニングと踊り場との境には ポリカの建具が仕込まれており
ダイニング~和室~リビング といった家族の間&来客ゾーンと
先に紹介した 1・2階のプライベートゾーンを 気配も感じながら仕切ることが出来ます。
子供達の賑やかなゾーンと 大人のしっとりとしたゾーンと 分ける意味もあるでしょう。
また リビングに設置された薪ストーブの暖気や エアコン空調の冷気・暖気を 家全体でなく
仕切って効率良く パブリックゾーンだけに届ける意味もあるでしょう。
寝室は多少寒くとも布団に入ってしまえば大丈夫でしょうから エコな使い方も可能という訳です。

家具工事でしてもらったという 立派なアイランドキッチン!
左右側板と天板を人造大理石で設え 面材にアメリカンブラックチェリーを奢り
シンプルな中にも 重厚さも併せ持っています!

背面のキッチンは 背板をステンレスで仕上げ IHヒーターと相まって
メンテナンスに気を遣うことなく 使い勝手を重視した造り。
壁面吸い込み式の換気扇が 大げさでなく スッキリと収まっています。
アイランドと揃えた アメリカンブラックチェリーが とってもイイ雰囲気ですね!

キッチンに立ってみると 右側には面材を揃えた ビルトインで食器洗浄機が納まり
将来 ゴミ箱が納まるように 真ん中部分は大きく開けられています。
取っ手は タオル掛けにもなるよう 長めのものが中央に設えてあるのは我が家と同じですね。
アイランドの向こうの 箱をズラシた窪みには ダイニングのための空間が拡がってます!

コチラが先週 クルマ君手持ちのテーブルと椅子を簡易的に並べてみたもの。

そして コッチが今週 グリニッチ様の北欧ビンテージ家具のダイニングテーブルと椅子
キャビネットを設えた状態。 比較してみて どうでしょうか?
動線を巧く外してあるので 落ち着きが生まれるでしょう。
ちなみに我が家は動線上なので 微妙なところ・・
ダイニングの壁面に沿って L字型に棚と収納が設けてあり
雑誌とかちょっとした物が置いておけるのも ありがたい配慮ですね。

その壁面に設えた棚も シナベニヤ合板断面の合わせ目を模様に見立て
面白いデザインとして活用してました。

また もう一方の壁面の棚板裏には レールとフックが忍ばせてあり
お気に入りの絵とかを飾ることが可能となってました。
さらに そのためのスポットライトまで仕込んであったのには 恐れ入ります!
我が家ヒダマリハウスは 飾る壁面がなく窓だらけなので 羨ましいです。

そして 次の箱との高低差を利用して ここにも高窓があり 上手に光を回しています!
さらに 電動で開閉するルーバー窓も設けてあり 通風にも配慮した造りとなってました。
たぶん このキッチン&ダイニングの箱は 合わせて12畳ほどとコンパクトにまとまりながらも
続きの箱との拡がりも十分に感じられる空間です!

またキッチンに立つと 玄関からリビング 果ては子供部屋まで十分に見渡せ
用事をしながらでも気配を感じ取れ 司令塔として最高のポジションだと強く実感しました!
使う人の心理にまで影響を及ぼすであろう 絶妙な間の取り方が
建築家クルマナオキたる所以でしょうか。
伊達に 渡辺篤史の建もの探訪に出たわけじゃなさそうです・・(笑)
では 次回 4つ目の箱 和室と書斎コーナーへと続きます・・
by lancista | 2009-01-15 20:40 | Kuruma-Architect


