祝!家具職人 柳原敏彦氏 さんいんキラリ掲載!
年末 本屋さんに行ったら 我が家のダイニング&リビングテーブルを作ってくれた
「GREEN WOODS(グリーン ウッズ)」家具職人 柳原敏彦さんが
地元の本物志向こだわり情報誌 「さんいんキラリ 冬号」に掲載されてました!
さんいんキラリは 郷土の建築家や写真家をはじめ 往時の有名な方を掘り下げて紹介したり
昔で言うところの旦那衆が 粋を競って本物を発注してた頃の本物の作品を今に伝えたり
隠れた名店や職人を 他には無い切り口で紹介してくれ なかなか読み応えのある本です。
いつもは立ち読みで済ますことも多いのですが 今回は購入しました(笑)
こちらが 我が家ヒダマリハウスの顔でもある 全長3m弱の巨大ダイニングテーブル!
「テーブルの足と足の間にYチェアが片側4脚入ること!」 とオーダーしたため
足と足の間隔は 2600mm以上となりました。
なので 見えない裏側には鉄骨で補強が2本入れてあります。
これは 柳原氏より 全て木に拘ると桟の厚みが増して膝が当たるとのことで 使い勝手を優先!
新築より2年経った今でも 我が家のダイニングテーブルとして 大活躍です。
我が家は 3方向が全面ガラスなので 壁を背景にしないと落ち着かない人間の心理を
この大きくドンッと座った巨大テーブルが 壁の代わりに落ち着きをもたらしてくれてます!
同じナラ材でオーダーしたリビングテーブルも 面のカットも鋭いながら落ち着きを見せ
リビングのソファや壁面のリビングボードとの相性もバッチリ!
下の段には 新聞・雑誌や各種リモコンなどを置けるよう作ってもらいました。
さらに これはオーダーしなかったのですが
ちょっとした衣類を掛けるハンガーも作ってくれ 新築祝いにと頂きました。
和でも洋でも合う不思議なデザインです。
本によると
作品を見ると木の素材を大事に扱い直線、曲線がとてもシャープ。
家具自体が主張する存在なのでなく~中略~使う人が楽しく生活に取り入れてもらえるような、
シンプルな作りになっている。
とありますが 正にその通りで 民芸チックになりがちな木の無垢材を使った家具の中でも
柳原氏の作品はシャープでモダンな香りがし 今時の家にも違和感なく収まる!
というのが最大の魅力なのだと思います。
そして 作りこみ過ぎない 使い手がアレンジできる余白を残したシンプルな造形が
合わせる布やクッション等で いかようにも化けるという変化により 末永く使っていけるのだと
この本を読んで改めて思いました。
彼の工房は大山地ビール「ガンバリウス」のすぐ下にあり いつ訪れてもリフレッシュされます。
毎年 秋に開かれる「サンマを喰う会」で 素敵なひとときを過ごさせてもらうのも
彼の人柄による人脈の成せることなのだと思います。
そんな柳原さんが作る家具に触れてみてはいかがですか。
GREEN WOODS
鳥取県西伯郡伯耆町丸山1740-8
TEL 0859-68-4585
是非 この冬号のさんいんキラリを手に取って 色々な木工作家さんが数多く載っていますので
この冬 皆さんの好みの作家さんを見つけてみては いかがでしょう!?
一生モノを手にするチャンスですよ!
by lancista | 2008-12-31 09:06 | CraftsMan-Ship