Lancia Lunch 2008(ランチア テーマ8.32試乗編)

ランチアの各時代を彩った名車で綴った 華やかなパレードの余韻も覚めやらぬ頃
興味のある車のオーナーにお願いして  同乗体験や試乗をさせてもらう
通称ランチアタクシーが そこかしこで始まり出しました。

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私たちが目をつけていたのは ランチア・テーマ8.32!
フェラーリのV8エンジンを フロントボンネットの中に隠し持った
「羊の皮を被った狼」の最上級とも言うべきセダンです!
オーナーさんは 眠ってるそうですがトレヴィもお持ちとかで
前夜祭で色々面白い話を聞かせていただきました。

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で まずはオーナーさんの運転で 助手席へと乗り込みます。

柔らか過ぎず硬過ぎずの イタリア車の常套手段のシートですが
柔らかいタッチの中に 芯のシッカリした感じが伝わってきますが
それにしてもレザーの質が とっても贅沢ですね。

で エンジンを掛けてもらった途端 痺れるような排気音が聞こえてきます。
しかし アイドリングでは それほどのボリュームではなく 分かる人には分かる程度。
ですが 低くくぐもった低音で ルロロロッと紛れも無いマルチシリンダーの音でした。

走り始めると ピストンが大きくて ドンッというトルクで出て行くのではなく
マルチシリンダーらしく スウーッという感じで走り始めます!
回転を上げていくと 3~4千回転から音色が コォー系へと変わっていきましたが
それほど音量を上げて室内に入ってくるわけではありません。高級車たる所以でしょうか・・

上の宿泊所のロータリーを周った限りでは スゥーっと沈むロールも想像以上に深く
スポーティモデルらしさよりは 最上級サルーンらしさが勝っている感じです。

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で パレードの並木を下ったとこで運転手交代で いよいよハンドルを握らせていただきます!
クラッチを踏み 停止したままギアの位置を確かめ 節度あるシフトだと感心しました。

ギアを1速に送り込み クラッチを繋ぎ 走り出します!
3000ccもの排気量は 現在の車の中では軽量な部類の1400kg弱の車体と3人の大人を
ものともせずにトルクたっぷりで 並木道を駆け上がって行きます!

2速でちょっと引っ張らしてもらいましたが 5000回転を超えたあたりから
クゥォーンと とっても魅力的なフェラーリサウンドがこだまします!
が窓を開けていないと ちょっとオブラートがかかった感じかも。
でも ミッドシップ・フェラーリ・オーナーは 前から聞こえて来るのが羨ましいとも聞きますし
実際はどうなんでしょうか? でも よく調律された気持ちのいい音でした。
よくアルファロメオのインプレッションで 燃焼がいい丸い音がするとか聞きますが
それを思い出すような 気持ちの良い燃焼を想像させるエンジンですね!

先ほどのロータリーをハンドルを握って曲がりましたが 運転してる分にはロールは素直で
逆に ハンドル剛性感が現代車並みにある割りに ハンドルがトレヴィ系のスローなので
ちょっと戸惑いましたが そこは慣れが解決するでしょう。

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続いて 一緒に来ていたF君が運転席に 私は後席へとチェンジ!
私は遠慮して 6000回転少しで止めてシフトアップしてましたが
彼は レッド手前の7000回転近くまで回してました(汗)
後席で聴くフェラーリサウンドも 少し排気音側に振った感じですが 素晴らしいですね。
後席もたっぷりと座面もとられており 長距離でも余裕でこなせそうでした。
 
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直線でシンプルに構成された中にも エレガンスさが漂う ジュージアーロデザイン!
フェラーリを連想させる5本星型スポークが 分かる人にだけ分かるアイキャッチ!!
2本のピンストライプも上品で ボディ色により組み合わせを変える懲りようだそう。

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オーナーさん 長年の夢を果たすことが出来ました。ありがとうございました。

いつか所有してみたいですが 財布も人間もまだその域に達してないことも
身に沁みて分かった 今回の試乗体験でした(笑) 

次回 ランチア・フルヴィア・ベルリーナの助手席インプレッションへと続きます・・

by lancista | 2008-12-23 23:32 | Car life & event  

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