Lancia Lunch 2008(ランチア トレビ ボルメックス編)
私にとって このイベントは やはり大きな意味を持っていました!
と言うのも 私が トレヴィという希少性の高いセダンに魅せられてしまい
たまたま昨年夏 タイミング良く 売り物まで2台も出て来て
今週は京都の紺トレヴィ 翌週は横浜の白トレヴィ と2台を見比べ悩んで決めかね
最後に 判断を仰いだのが 日本一のトレヴィオーナーの I さんでした。
その時言われた言葉が 「トレヴィVXを選んで買えるなんて、とっても幸せなことですよ」と・・
普通 欲しいと思っても 売り物がタイミング良くあれば幸いで まして選択の余地なんぞ。。
そりゃあ そうですよね。ボルメックスに関して言えば
現存しててナンバー付いてて動いてる個体は 確認されてるのが国内3台!の希少車ですから。
それ以外にもあるよ!という情報をお持ちの方は ご一報お願いします。
部品が見つからないとか つまらない事で 廃車にしたりするのを防ぎたいと思っていますので。
6年前のイタリアン・ファイル誌に I さん宅で2台のトレヴィがガレージに並んでいた絵は
今でも私の脳裏に焼きついています。
たまたま 昨年夏ごろの自動車雑誌NAVIの10年10万kmストーリーに I さんが
新たなトレヴィを起こして再生(通算3台目!)された姿をお見掛けし さらに嬉しいことには
トレヴィに興味ある方は 私までご一報いただければ協力しますよ!とのありがたいお言葉。
さっそく NAVI編集部に電話を掛け I さんの連絡先を聞き出し(まるでストーカーですね)
横浜に実車を見に行くついでに お会いし 判断と協力を仰いだのでした。
なかでも 部品調達を心配してた私に
うちに部品取りが2台ありますから いよいよ本当に無ければ 使ってもらっていいですよ!
との嬉しく力強い言葉に背中を押され このトレヴィ地獄??に飛び込めたのでした(笑)
その際のお礼も兼ね あの時手に入れたトレヴィが 元気で走ってる姿を I さんに
生でお見せすることが 一番の恩返しと思い この裾野の地まで走って来たのでした!
という訳で 前フリが長かったですが 2台並んだ世にも珍しいトレヴィVXの勇姿です!

2台揃うということで 差別化を計るべく
I さんの車はキャレロのフォグランプを付けて来られたとか・・。決まってます!

テールパイプが斜めに突き出ていますが レッキとした純正です。
左側の I さんの車はレストア時に 排気系もステンレスで作り直されてるそう。
これで錆びるとかの心配もありませんね。
私もいつかあやかりたいですが 型は残ってるのかな?
といっても先立つものがありませんので 当分先になりそうです(笑)

私のも VXエンブレムが装着され 引き締まり見れる姿に。
私のは 基本的に ノンレストア、ガレージ伊太利屋モノ&ずっとガレイタ整備、
1オーナー車庫保管なうえ 新車から手製のシートカバーが付けられてました。
亡くなられたお父様の形見を 車庫事情から息子さんが手放されたのですが
車内では飲み食い禁止、納車されてからシートカバー無しは見たこと無かったそうです。
本当にいいものを譲り受けれたと感謝しています。

I さんの車は 北海道の某旧車専門店(HP面白いので毎日見てます!)が移転する際に
部品取りヤードを引き払わねばならず そこにあったトレヴィがこのままでは潰されてしまうと思い
一念発起して フルレストアをされた個体です。
1台でも多くのトレヴィを この世に残そうというその姿勢には 恐れ入ります。
私のは 所詮起こした車ですから と謙遜されてますが トレヴィへの深い知識と愛情をベースに
数々のトレヴィの いいとこ取りで仕上げられたこのトレヴィ レストアから時間も経ってなく
まばゆいばかりに ビカビカでした!

そして 右ハンドルなのでイギリス仕様?
無数の穴が 反対向きなのも新鮮です。
さらには サンルーフ付き!
北海道時代に エアコンは外されてしまった
ようなので エアコンレスですが
他にも沢山お持ちなので支障は無いそう。
故障リスクも減りますしね。

私のは 本国仕様?左ハンドル!
少ししか写ってませんがカーペットも作り変え
ちょっと小奇麗に・・。詳細は またいつか。。。
距離は12万kmと走ってますが
シートカバーが掛かっていたおかげで
ゼニア生地の表皮は痛みは最小!
ありがたいことです。

というわけで I さん一家とも嬉しい再開を果たし トレヴィ談義に華が咲きました。
あ 借りて帰ったパーツリスト そのうち送りますね> I さん
おかげで 無いとの返事だったパーツが 部品番号で調べてもらったら出てきそうです(笑)。
まだまだ ランチ当日編は続きます。
by lancista | 2008-11-16 13:35 | Car life & event