Lancia Lunch 2008(スペチアーレ編)
70年代に 百花繚乱のごとく咲き乱れた 2シーター系スペチアーレといきましょう!
まずは 前日のツーリングで交換試乗会を行い打ちのめされた モンテカルロ!
フィアットの名で 世に出るはずだったかも知れない割には ランチアの名に恥じない佇まい!
芝生の上でも 絵になりますね。
続いて モンテカルロのコックピットをベースに 前後鋼管スペースフレームとし
80年代4WD黎明期に あえてコンベンショナルなミッドシップ&RWDで立ち向かった
ランチア 037ラリー!
外観は写しそびれてしまったので エンジンルームで勘弁して下さい。
ストラトスの横置きに対して コチラは縦置きで 回頭性より安定性重視?
ホイールベースも ストラトスの尋常でない短さの2180mmから 2440mmへと安定志向。
モンテカルロの2300mmより長いのは エンジンの縦置き化とあえて狙った長さなのでしょう。
コチラは モンテカルロをベースにして かなり弄った個体!
リアのテールランプも 037ラリーのワークスと同じもの。拘ってモディファイしてあります。
一般の人がランチアと聞いて すぐに車名が出てくると言えば ストラトス!
今年は 3台が集まりました。
スーパーカー世代には堪えられない スラントしたノーズと リトラクタブルライトがお約束。
リアのオーバーハングを引き締めている スポイラーも凛々しいです。
サイドから見ると 全長3710mmという車体に 2180mmのホイールベースを持ってしても
前後オーバーハングが 強烈に短いことが分かります。
タイヤのハイトが大きいのも この時代ならではですね。オリジナルは205/70-14です。
ラリーでの整備性を考え ガバッと大きく開く フロントカウル!
エンジンは (フェラーリ)ディーノから譲り受けた 2.4LのV6を
ラリー用にトルク重視のセッティングがなされてるとか・・
190ps/7000rpm 22.0mkg/4500rpm のエンジンで
車輌重量870kgしかないボディですので 凄さは自ずと想像がつきますね。
私も 5月のRaduno Lancia 西日本で 助手席体験させてもらい イイ意味で呆れました(笑)
原色が似合うのも 70年代ストラトスならではですね。
では 次回は いよいよ?トレヴィ編です。つづく・・
by lancista | 2008-11-13 23:33 | Car life & event