人気ブログランキング | 話題のタグを見る

Lancia Lunch 2008(スペチアーレ編)

60年代後半~70年代前半を代表する フルヴィア シリーズ を紹介した後は
70年代に 百花繚乱のごとく咲き乱れた 2シーター系スペチアーレといきましょう!

まずは 前日のツーリングで交換試乗会を行い打ちのめされた モンテカルロ
Lancia Lunch 2008(スペチアーレ編)_d0141173_2314314.jpg

フィアットの名で 世に出るはずだったかも知れない割には ランチアの名に恥じない佇まい!
芝生の上でも 絵になりますね。

Lancia Lunch 2008(スペチアーレ編)_d0141173_232024.jpg

続いて モンテカルロのコックピットをベースに 前後鋼管スペースフレームとし
80年代4WD黎明期に あえてコンベンショナルなミッドシップ&RWDで立ち向かった
ランチア 037ラリー!
外観は写しそびれてしまったので エンジンルームで勘弁して下さい。
ストラトスの横置きに対して コチラは縦置きで 回頭性より安定性重視?
ホイールベースも ストラトスの尋常でない短さの2180mmから 2440mmへと安定志向。
モンテカルロの2300mmより長いのは エンジンの縦置き化とあえて狙った長さなのでしょう。

Lancia Lunch 2008(スペチアーレ編)_d0141173_2321162.jpg

コチラは モンテカルロをベースにして かなり弄った個体!
リアのテールランプも 037ラリーのワークスと同じもの。拘ってモディファイしてあります。

Lancia Lunch 2008(スペチアーレ編)_d0141173_2334194.jpg

一般の人がランチアと聞いて すぐに車名が出てくると言えば ストラトス!
今年は 3台が集まりました。
スーパーカー世代には堪えられない スラントしたノーズと リトラクタブルライトがお約束。

Lancia Lunch 2008(スペチアーレ編)_d0141173_2341630.jpg

リアのオーバーハングを引き締めている スポイラーも凛々しいです。

Lancia Lunch 2008(スペチアーレ編)_d0141173_2342677.jpg

サイドから見ると 全長3710mmという車体に 2180mmのホイールベースを持ってしても
前後オーバーハングが 強烈に短いことが分かります。
タイヤのハイトが大きいのも この時代ならではですね。オリジナルは205/70-14です。

Lancia Lunch 2008(スペチアーレ編)_d0141173_234521.jpg

ラリーでの整備性を考え ガバッと大きく開く フロントカウル!

Lancia Lunch 2008(スペチアーレ編)_d0141173_235858.jpg

エンジンは (フェラーリ)ディーノから譲り受けた 2.4LのV6を
ラリー用にトルク重視のセッティングがなされてるとか・・
190ps/7000rpm 22.0mkg/4500rpm のエンジンで
車輌重量870kgしかないボディですので 凄さは自ずと想像がつきますね。
私も 5月のRaduno Lancia 西日本で 助手席体験させてもらい イイ意味で呆れました(笑)

Lancia Lunch 2008(スペチアーレ編)_d0141173_235198.jpg

原色が似合うのも 70年代ストラトスならではですね。

では 次回は いよいよ?トレヴィ編です。つづく・・

by lancista | 2008-11-13 23:33 | Car life & event  

<< Lancia Lunch 20... Lancia Lunch 20... >>