Lancia Lunch 2008(前日注目車輌 フルビア ザガート編)
その出発前にも 幾つか めったにお目に掛かれない車のオーナーさんと話をする機会があり
細部のディテールについて色々お話を伺うことができたので 思い出せる範囲でアップしておこう。
ただ 記憶があいまいになってきてるので 間違ってたらゴメンナサイ・・

皆が集まってるとこに 最後に登場して 大変目立ってた ザガートによる
フルビア スポルト!
この個体は オーナーさんがベルギー
排気量1300ccの
シリーズ1は アルミボディらしいですが シリーズ2はスチールボディだそう。
オーナーさんからの情報なので 間違いないでしょう(笑)
スポルトSとあるので 馬力も違うのかも知れません?!
空力特性に優れ 同じエンジンのフルビア・クーペより最高速は伸びたらしい。

アルファロメオの同じ頃のザガート作品 ジュニアZと同じく
ファストバッククーペ後端のリアウィンドウを 少し浮かせることで ベンチレーションとしている。
シリーズ1も2もともに 電動でアップダウンが可能だそうだ。
しかし シリーズ1のガスダンパー方式から シリーズ2はつっかえ棒方式に変更されたそうで
細かなところで コストダウンが図られている模様・・

リアストラットに渡された太いバーは 大きな開口部によるボディ剛性低下を補っている。
丁寧に皮巻きされてカバーされてるとこが ランチアらしい。
奥に見えるインパネは クーペと違わないように見えるが 木目パネルも品良く
細いリムのステアリングと相まって とってもイイ雰囲気を醸し出している!
神戸のランチに行ったときには 紺色のフルビアザガートの車を ブリッピングさせてもらったが
狭角V4エンジンの ピックアップの良さと回転落ちの速さに ビックリした思い出がある。
この品の良いインパネながら タコメーターはそれを裏切るかのように
エンジンの熱いレスポンスを 盤面に踊る針で伝えるのであろう!!
いつか 試乗してみたいものですね。。。

この時代は エンブレムひとつ取っても 工芸品!という言葉がピッタリなほど
拘りと芸術的センスにあふれている。
いや~!ホントにいい時代だったのでしょうね。
ランチアがフィアットに吸収合併される前の 真にランチアらしい優雅さを感じました。
まだまだ続きます・・
by lancista | 2008-10-17 08:07 | Car life & event