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トレヴィ カーオーディオ アップグレード大作戦!

第2回 「ジーロ・デ・大山」の参加車輌紹介の途中ではありますが
昨日 私の愛車 ランチア・トレヴィ・VXに施してもらった カーオーディオの適正化方策が
素晴らしい効果があったので 急遽 報告させてもらいます!

普通 音を良くする と言えば 高価なヘッドユニットに交換 高価なスピーカーに交換
高価なアンプに交換 高価なバッテリーに交換 高価なスピーカーケーブルに交換
といった それぞれの機器をアップグレードするのが一般的で そこにせいぜい
取り付け時にデッドニングを施す という施工方法で差が出るくらい と考えがちです。

元来 車選びをはじめ 天邪鬼な私のアプローチは違ってて 見た目は何も換えずに
そこそこのお金で いい音を! というものなのは 先月お伝えしたとおりです

ところが 前回のHiFi化でも大活躍してくれた中心的存在の ラダー型オーディオケーブルですが その理論をさらに推し進めて 開発がなされており
友人のR129さんのMGミジェットに その理論を適用され 素晴らしくクリアな音に満足
と 興奮したR129さんから電話が 数日前に掛かって来たのでした。
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で うちの車にもやってよ!とのことで昨日 土曜日にヒダマリハウスガレージで施工作業。
まずは 取り出されたのは コチラの品!
何が何だか 素人には分かりかねますが 理論はこうだそうです。

ホームオーディオなら 拘った人は地面にアースを落とし そこを基準電位にされ
それぞれの機器におけるグランド電位を安定化させるといったことが行われているそうです。

カーオーディオは地面にアース出来ませんから ボディが基準電位になるそうです。
しかし アンプやスピーカーといった それぞれの機器は常に帯電しており
いくら流行のアースイングを施しても 機器ごとのグランド電位が違うため
例えば 左右のスピーカーにおいても基準電位が違えば ゼロとなる位置が違うため
音が鳴ってない時の コイルの停止位置が違うということがおき そこから動き出せば違う音!

さらには 普通のケーブルでは絶縁体誘導歪が 入力信号に対して時間遅れで加わるので
それはもう 生音とか原音とかとは かけ離れたものになってしまう!
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で そういったスピーカーやヘッドユニットやアンプのグランド電位を
ゼロには出来ないけれども 同じ値にしてしまおう ということで皆つなげてしまうのだとか!
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ということで アンプ代わりのサウンドシャキットにも そのための結線を行います。
ただのケーブルではなく その中にも仕掛けがしてあり 1枚目の画像のケーブル途中の
膨らみがそうだとか。
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あんまり私が話しかけるものだから マルチョウ・エンジニアリングのHさんも苦笑い・・
作業途中にHPやブログのための画像を写そうと いつも思いながら 作業効率を考えると
つい撮り忘れるとかで 代わりに写すだけなら良かったのですが 話し掛けはまずかったかも?
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そうこうして 作業が終わったところで R129さんのMGミジェットも到着し
せっかくなので ガレージに2台並べて 聞き比べと相成りました!

私のトレヴィは 以前にも増して それぞれの音がクッキリ・ハッキリ聞こえ
まさに目の前で歌ってるかのような息遣い! リアル感臨場感がさらに増しました!
以前でも 小音量でもブラインドされることが少なかったのですが それもさらにパワーアップ!

ハッキリ言って この施工は大正解でした!
かけた金額は前回の半値ほどですが 効果は同じぐらい まとわり付いてた付帯音が
かなりスッキリとなくなりました。ここまで違うものなんだ!とH氏と頷くことしきり・・
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R129さんのミジェットは CDヘッドユニットも新しく それで聞いてみます。
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CDソースや音源・ジャンルを選ばず オープンでも窓全開でもハッキリ聞こえる!
との電話で言ってた意味が よ~く分かりました。本当にキレイに素直に鳴っています。
変なモノがまとわり付いていない 透明感あふれる音です。
16cmというスピーカーのせいもあり 私の10cmより量感豊かに鳴っています。
私のトレヴィのスピーカーも 13cmか16cmに口径アップしたくなりました。
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で せっかく来ていただいたのだからと 急遽MGミジェットにHさんから嬉しい提案。
リアスピーカー台座の金属も帯電してるからと ボディにアース取り付け!
さらに音がスッキリとなりましたとさ。

何でもBOSEのスピーカーとかは 設計技術陣が分かっているのか あえて
スピーカー台座の金属部分がプラスティック製なんだそうで これ以上の改善は難しいそうです。
でも 普通のスピーカーなら ツゥイーターとかウーハーといったSPの台座からアースを取り
それを ラダー型オーディオケーブルのアースと連結させることで さらに改善されるそう!
奥が深いです。

このあと 家に戻ってお茶を飲みながら ホームオーディオで音楽を掛けて愕然としました!
ラダー型ケーブルで万全と思っていた音が 何かまとわり付いてモヤっとして聞こえてきます。
トレヴィの改善なったカーオーディオで 原音の何たるかを知ってしまった耳には
もうクリアでない音は 我慢出来なくなってしまったようです。

ラダー型ケーブルは理論うんぬんではなく 聞いてみないとマヤカシだと誤解されかねません。
無料試聴貸出も行っておられますので 気軽に借りて 自分の耳で試されてはいかがでしょう?

いや~ オーディオって 本当深いですね~。。。(亡くなられた水野晴郎さん風で・・)

by lancista | 2008-06-22 10:10 | Audio & Visual  

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