Raduno Lancia 西日本(ランチア ストラトス コックピット編)
WRCラリー・ウェポンであった ストラトスの仕事場 コックピット紹介と参りましょう!

ドライバーズシートから眺めた感じは こんなとこ。
ラリー仕様だと メーター配置も見やすくするためにワンオフだろうが 純正だと
右端のスピードメーターは 見えないのではないだろうか。構わないと言えばそれまでだが・・

メーター類のアップ!
左側小径メーターは 上側3個が左より 水温計、油圧計、油温計。走行中気をつける箇所。
下側2個が左より 電流計、燃料計。始動時に確認しとけば事足りる箇所。棲み分けもグー!
で 大径メーターは
左側のドライバー正面が 7200rpmからイエロー、8000rpmからレッドゾーンのタコ!
流石 フェラーリ・ディーノ譲りのV6エンジン。カムは落としてあると言っても高回転型!
で 右側の視線を動かした位置が 250kmまで刻んであるスピードメーター。
ここまで廻ればファイナル3.8というローギアードでも 公証最高速度230kmは可能かも。
車輌重量980kgに 23kgmのトルクを4000回転という低回転で発生し
このファイナルなら加速度はかなりのモノだろうと想像は付く。
190馬力も7000回転で発生するし、いざとなれば8000rpm弱まで使用可能。恐るべし・・

で 純正であるウッドのシフトノブも 右手を自然に下ろした適切な位置!
適切でないのは すぼまった足元と 頭上空間を確保するため
運転席は初代トゥディのように 真ん中に平行移動でオフセットがかけてあり
助手席は 真ん中に寄った運転席を避けるため 前側が左向き(後側が右)に傾けてある!
こんなんで長距離走られたら 本当に 助手席は酔ってしまいそう。
それが許されたのは WRCという舞台でコ・ドライバーはペースノート見てたから?
という笑えない冗談しか結論は出なかった。それほどタイトでスパルタンです!

頭上もタイトで フロントウィンドウもかなり湾曲して回りこんでいるのがわかるでしょうか?
純正ルームミラーは頭に当たるとかで 吸盤式ミラーに換えてありました。

運転席も かなりタイトなのが分かるかと思います。頭上もギリギリ!

助手席は もっとストイック!ドライバー優先の犠牲になってます・・

ただ デルタS4よりマシなとこが とオーナーが見せてくれたのがコレ!
エンジン上部後方のトランクは 多少は荷物が入りそうです(笑)
次回は いよいよ大物 デルタS4へと続きます・・
by lancista | 2008-05-24 17:30 | Car life & event