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Raduno Lancia 西日本(ランチア ストラトス エクステリア編)

ランチアと聞いて 我々スーパーカー世代では 一番に思い浮かべるのは やはり
ランチア ストラトス!
子供の頃 サーキットの狼で育ち 大人になり車が買える頃には デルタのWRCでの活躍!
ランチアとラリーは 切っても切れない関係なのだ!
セダン主流の高級路線とは後で知った付け足しでしかない。乗ったら病み付きになるのだが・・
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今回も ストラトスも来るよ♪ と聞いて背中を押されたのは間違いない。
やはり 三つ子の魂 百までなのだ。知った頃は小学生だったけど・・
本では知ってはいるが 実物は かなりのウェッジシェイプ!
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スリーサイズは 全長3710mm 全幅1750mm 全高1114mm と物凄く小さい!
全長は 軽自動車より少し長い程度 幅は70年代にしては しっかり取っている。
それもそのはず ホイールベースは 2180mmしかなく トレッド F1430mm R1460mm
と相まって ホイールベース・トレッド比は 1.51と世界でも最も正方形に近いのだ!!
普通のセダンでこの比率は 1.7~1.9。スポーツカーでさえ1.6を割るのは少ない中
ここまでの比率のミッドシップは 本当に曲がりやすさを狙ったものだと思う。
事実 オーナーの方は 純正の前後タイヤ同サイズという仕様ということもあり
手に入れたばかりの10年前 普通の交差点でスピンしたこともあるらしい!
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あと 高さ1114mmとは ルーフスポイラーも含んでだろうから
実際は1080mmの ロータスヨーロッパより低いかもという低さ! おへその位置なのだ。
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そして 迫力満点のリア!
オーバーハングも少なく スパッと切り落とされ潔い!
テールランプも 元の車がフィアット850とは忘れてしまいそうなぐらい 印象が違う。

この個体は 昭和53(1978)年に日本で登録された 由緒正しきオリジナル。
ホイールが換えてあるのは 当時の195/70-14のタイヤサイズが手に入りにくいことと
オーナーは サーキットも走っておられるため 高性能タイヤをチョイスすると
50か60しかなく 仕方なくタイヤに合わせるため BBSでホイールを作られたとか。

こういった話は 旧車でレースやってる人からも良く聞くので
どこかのタイヤメーカーで コンパウンドだけ最新で サイズ昔のって造ってくれませんかねぇ

次回は コックピット編へと続きます・・

by lancista | 2008-05-24 11:17 | Car life & event

 

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