雛飾りと収納の工夫
結婚してからのコーポ住まいの7年間は 飾れなかったので その思いもあるだろう。
幸いにも女の子が生まれたので ピアノと雛飾りは 妻の実家から持ってくるのが
必須項目となったのだ。
毎年3月3日に間に合うよう飾り始め 旧暦である4月上旬にしまう習慣だ。

冬の間は 暖房面積を減らすため あまり使われていないリビング続きの和室へお目見え!

昔のものは 本当に丁寧で良く出来ている。職人さんの魂を感じると言ったら言い過ぎか・・
妻は 人形の顔の表情が優しくて この人形作家のものが気に入っているらしい。
私の実の母の母である おばあちゃん家には さらに精巧で気合の入った
大正時代の 人形の大きさ小さいがとても精巧な12段くらいの雛飾りがあり
小学校低学年までは 牛車の車輪が廻ったり 引き出しや扉を開けては遊んでたっけ・・
しかし 小学校高学年の頃には 地元「山陰放送」が取材に来られ夕方の二ユースで流れ
その大正時代の雛飾りが たいへん貴重で由緒あるものだと知り
小さな部品がもげたりしても 怒られるのが嫌で 内緒でボンドで留めてたりしたことを反省・・

そのような大切なものであっても 押入れの奥や納戸から出すのは大変面倒である。
しかも 保存環境が良くなければ 虫に食われたりカビが生えたりするので 結構やっかい・・

そこで 我が家では デッドスペースとなる階段下を全て収納スペースとしてもらった!
半間の奥行きとなる90cmは 深すぎて使いにくいのだが 駒を付けて丸ごと引き出して活用!
めったに出番の無い クリスマスや雛飾り五月人形の季節ものや ミシン類はここに収納。
OMソーラーの暖房範囲内なので 年中適温(15~30℃)だし 年中少し乾燥気味(笑)で
湿気の心配がないので カビとかの心配も皆無なのも嬉しいオマケ!
私としては ガレージ屋根にもOMソーラーを搭載して 愛車もそのような環境に置きたい位!
という訳で 収納にクチウルサク言った妻も満足な 建築家のアイデアに感謝です。
by lancista | 2008-03-16 12:05 | Everyday Life


