浮気心の芽生え2!?(ジュリア2000GTVの巻)
164Q4に打ちのめされたあと 昔からの憧れである ジュリア系にも乗せてもらう。
20年前の1987~88年頃に 真っ赤なジュリアにあこがれて本を読み漁ったが
当時200万円~という本体価格と その後の整備や故障対策にお金が幾ら必要か不明
という状況に 20過ぎの若造に出せるはずもなく 諦めた経緯がある。
それで 妥協案として 75万円でべレットGT-Rもどきを買うのだが 以来べレットにはまり
3台で 通産12年も乗ることになろうとは・・
とっくに ジュリア買えてんじゃん? と思ってもあとの祭り
そのへんの話も いずれ詳しくするとしよう。
まずは ヴェロヴェロさんの2000GTVにも乗せてもらった。
右ハンドル&左シフト そしてオルガンペダルに 少し戸惑いを覚えたが
床前方ミッションからダイレクトに生えてるシフトは 懐かしさを覚えた。
3台目の べレット1600スポーツ(セダン)が リンクを介さないこのタイプだった。
ジュリアに憧れて アルファの黒いシフトノブを取り寄せたら ネジでなくかぶせ式で戸惑ったが
ナットを3重にかましてシャフトを太くし付け替えて ひとり悦に入っていたっけ・・
で エンジンを回してみて驚いた! なんだ!この吹け上がりの持って行き方は!!
雑誌などの知識では 2000はトルク型で カムに乗る感じは薄い とインプットされていた。
しかし このカムが回してくれ という感じはファンネルむき出しの吸気音と相まって
エンジンの野蛮さを 増幅してくれる。
昔 白猫#35さんの300度超えのカムを 御机のワインディングで試させてもらったときは
3000回転以下は使い物にならない 腕とステージを選ぶエンジンだったが
この2000GTVはノーマルだ。
べレットのG161Wがトルク型とはいえ 1600である。カムは264や272くらいだったと思う。
それより開度の広いカムが標準!? な~に考えてんだアルファという会社は(笑)。
こりゃあ 皆がとりこになるはずである。
私のデルタHF4WDは エンジンガスケットが抜けてOHした際に
ついでに プリズマ1600ieのカムをぶち込んだのだが それとて242とか254くらいである。
HF4WDノーマルカムは 220位しかなく ハイトも1600用より1mm以上低かった。
8年前の当時は それが我慢出来なくて交換したが
今 トレヴィの実用カムに乗ると それが急かされてなく安心に感じるのは 歳をとったかも・・
とにかく 20年前に憧れたジュリアは 2000のノーマルでさえ ものすごく熱かった!のである
つづく・・
by lancista | 2008-01-12 11:16 | Car life & event