安来刃物まつり（ものづくり体験編）

ずいぶんと時間が経って　今さら感アリアリですけど
GWの後半戦　５月３日と４日は　安来刃物まつりに出没しておりました。

３日は　少し前にお伝えした　昭和の車展示会編！
しかし　そこを冷やかしただけではなく・・





庭木の手入れに良さそうな刃物とか　色々と見て回るのも楽しみのひとつ！



一緒に行った娘は　花より団子で　食い気に走っていました（笑）


そんな散策も後半に差し掛かった頃　何やら娘が足を止め　興味深々で覗いています。


刃物まつり！と言うだけあって　ナイフ(小刀）を作るという『ものづくり体験』！
製作体験料1,000円を払い　大人気のため順番を待ちます！　


選んだ刃物を　真っ赤に焼いて


叩きます！鉄は熱いうちに打つべし！！


急冷して　


また熱しては叩きます。これを繰り返すこと　６～７回！

製鉄って　火も大量に使うし　体力も要る大変な作業ですね。
重厚長大産業を象徴する　鉄を作るためのエネルギーの膨大さに触れた気がしました。

なので製鉄技術に長けた民族が　強大な勢力を持つに至ったことが実感として分かります。
そう言えば　ここ奥出雲地方は　もののけ姫にも出て来る『たたら製鉄』で有名な場所なんです。


サポート役の職人さんに　グラインダーで研いでもらい


最後は　自分で砥石で研ぎました！

帰ってから　リンゴを切ってみましたが　とっても良く切れましたよ！！
娘にも　良い体験になったのでは　無いでしょうか。


翌日の５月４日は　昨日のナイフ作りで満足するかと思いきや
少し前にあった　安来市民サイクリングのスタート地点での会話を覚えていました。


そう　５寸釘で作るペーパーナイフ体験！こちらは無料でした。


真っ赤に熱しては


叩き


ヤスリで削ります！


仕上げに　錆止めの油を塗って　焼き


アクセントに　持ち手の部分を捻じってもらいました。


革のケースも付けてもらって　完成！


こちらは　鋼では無いので　それほど切れませんが　ペーパーナイフとしては十分！
太古のものづくりに触れた二日間でした。

できれば　娘だけでなく　息子も連れて行って　体験させたかったですね。
来年も付いて来てくれると　良いのですが。。。