夏の思い出(長崎家族ツアー長崎市内観光編)
今年は 子供の夏休みに合わせ 夫婦の休みも合わせ 久々の家族旅行!
向かった先は 私は中学校の修学旅行はじめ 社会人になってからも 数回行った長崎!
妻は 修学旅行は京都だったとかで 人生初めての長崎!当然 子供も初めて!
なぜ 長崎かは 次回でお伝えする予定の「軍艦島」上陸ツアーが予約できたから!!
それだけでは 私の趣味丸出しなので 前日に長崎市内観光 翌日にハウステンボスと
家族からも不満が出ないよう 全体のツアーを組み立てて いざ出発!

今回の相棒は 夏の酷暑でも信頼性のある現代国産車で
さらにハイブリッドの恩恵で燃費が良い 妻の愛車である新型プリウス!
平日金曜日の早朝3時に起床 4時に出発というハードスケジュールの中
午前8時半頃に約400km強走って辿り着いたのは 関門海峡の見えるSA!
ここで 簡単な朝食を済ませ・・

そこから また200km強走って お昼前には何とかホテルに到着!
そして ホテルの目の前にある 「四海楼」に向かいます。
なぜ そこまでして早朝出発に拘ったのかは ここで昼食を食べるため!!

そう ここは「長崎ちゃんぽん」発祥の地だからです!
20歳代の頃にも友人達と訪れましたが その時はまだ こんな仰々しい建物になる前で
その時も 発祥の地だからと寄った覚えがあります。

今は建物も建て替えられ 5階にある展望レストランからは 長崎湾や
夜景ポイントで有名な 対岸の稲佐山が見える 絶景な風景が拡がります。
窓際の席が取れなかったのは残念ですが 有名店で混雑してるので 仕方ないですね。

その長崎ちゃんぽんですが もともと当時貧しかった華僑や留学生に安くて美味いものをと
創作された由来のとおり 素朴で飾り気の無い味だと思います。
最近では 中華街とかで これでもか!と贅沢な食材を使った
究極の長崎ちゃんぽんもあるようですが これはこれで 素ちゃんぽんとして ありかなと。

個人的には 硬い細麺の「皿うどん」の方が好みですが
今回は 発祥の地に敬意を表して 両方味わってみました!
そして この日は 目の前のホテルに車を止めて一切乗らないので 昼間からビールで乾杯!
片道600km強をひとりで運転してきた労を ビールで労ったのでした(笑)

食後の散歩がてら 街歩きマップを片手に ブラブラと・・
坂の多い長崎ですので 公共の屋外エスカレーターに乗って 展望スポットへ。

そして 坂の上のグラバー園入口より入園し

龍馬伝で有名になった 三菱の創始者 岩崎彌太郎にゆかりのある
旧三菱第2ドックハウス前では 子供たちは 池の鯉への餌やりに興じ

娘は 餌を鳩に狙われ 肩に乗られる始末(笑)

ドックハウス2階ベランダから 長崎港を望んでいたら 鳥が飛んでてパチリ!

長崎港を見下ろすこの高台で 当時の先人たちは何を思ったのでしょうか?

余りの天気の良さに 江戸時代の終わり頃 日本で初めて西洋料理のレストランとして
オープンされたと言う 「自由亭」にて ティータイム!
レトロな内装も良かったですが 本格的なコーヒーや生ジュースに かの昔を偲びました。

グラバー園のところどころにあるスペースも お洒落な雰囲気!

グラバー邸前でも 記念撮影!

キリンビールの創始者でもある グラバーさんゆかりの
こま犬ならぬ キリン獅子が飾ってありました!
しかも そのキリン獅子には グラバーさんに因んで 髭が蓄えられていましたとさ(笑)

修学旅行の定番 大浦天主堂でも 記念撮影!

ホテルへ帰る道すがら 手作りカステラ屋さんがあったので 立ち寄って試食してみると
これが美味しいのなんのって!!
何でも 昔ながらの原料や製法に拘って作っているのだとか!
お店の名前は チーズカステラで有名になった「清風堂」!!
思わず まとめ買いしてしまいました(笑)

一旦ホテルへ戻り 長崎名物の路面電車に乗って 目指した先は

眼鏡橋!子供たちも 楽しそうです。

眼鏡橋を観光した後 歩いて向かった先は 長崎卓袱(しっぽく)料理で有名な「浜勝」!
事前予約なしで 割とリーズナブルなお値段で卓袱料理を楽しめると食べログにもありました。




この写真の数倍はある 数え切れない位の卓袱料理が 次から次へと運び込まれ
見た目の美しさと その控え目で上品な味わいに惚れ惚れしながら ほぼ完食!
中でも 煮しめや豚の角煮まんや 最後の締めのぜんざいが絶品でした!

えびすさんをまとった 変わった路面電車を横目で見ながら
小雨が降りだしたので タクシーでホテルへ戻り

長崎の1000万ドルの夜景を見るべく ホテル前で無料運行バスを待つ中
視界に入って来るのは お昼を食べたライトアップされた四海楼!

ケーブルカー駅までのバスで見つけたのは 納涼ビール電車!
事前に知っていたら 予約しておきたかった(笑)

そして 電飾が施された長崎ロープウェイに揺られ

辿り着いた稲佐山から見る夜景は 正に1000万ドルの夜景でした!
(画像は全てクリックで拡大します)
今回 40歳代になって 中学生と20歳代から数えて3回目となる長崎観光だった訳ですが
物事の見方や考え方が歳を重ねて変わったのか 見えなかったものが見えたり
気付いたりして 新しい発見があったのには 個人的に我ながらビックリしました。
しかし 本当に 良く遊んだ1日目でしたね(汗)
朝早かったので このあと 爆睡したのは 言うまでもありません。
では次回 軍艦島編へと続きます。つづく・・
by lancista | 2011-09-04 10:17 | Travel & Gourmet