Lancia Lunch 2010(白ガンマ・クーペ試乗編)
いよいよ お楽しみ!ランチア・タクシーの始まりです。
昨年に引き続き 同じ80年代前半の希少車同士で隣合わせだったこともあり
昨年 試乗させてもらったシルバーのガンマ・クーペとの違いも比較したくて
またまた 朝から試乗させて下さるようお願いしておりました(笑)
そんな訳で 白ガンマの鍵を受け取りランチア・タクシー(試乗会)に 1番乗りです!

ですが その前に 外観と内装を復習しておきましょう。
詳しくは マイブログの昨年のCGミーティングでのお披露目に詳しいので そちらを参照下さい。
伸びやかな2ドア・クーペは ピニンファリーナのバッジも輝かしく
当時のチーフ・デザイナーであるフィオラバンティの作と言われております。
トレヴィも同じピニンファリーナですが バッジは無く非公式なのとは大きな違いですね(涙)
そして・・



テールエンドは フィアット124スパイダーを彷彿とさせる 逆ハの字型!
薄くてヒップアップしたエンドは クーペならではのスポーティ感を際立たせています。

70年代 日本車のギャラン・ラムダが真似したのかも知れない Cピラーを結ぶ屋根の帯!
次に 室内に目を向けてみますと

昨年のシルバーの個体では替えられてしまっていた
純正ハンドルと純正シフトレバーが 状態も良く残っておりました!


そして圧巻なのが このランチアのLマーク・モノグラムがあしらわれた このシート!
昨年のシルバーの外観に ベージュのモケットのシートも素敵でしたが
個人的には この濃いブルーのモケットに スカイブルーのLマークのモノグラム柄が
よりランチアらしいインテリジェンスが感じられて GOODです!

ランチア伝統のハの字型2本スポーク・ステアリングは ここでも健在でした。

メーター・ナセルやメーターの感じは 割とあっさりとしており 視認性重視なのかも。
タコ・メーターのレッドゾーンが 低めの6000回転少々で始まるのも ガンマ2.5ならでは。
2.5Lの排気量でありながら 4発の水平対抗エンジンなので
ピストンは1気筒あたり600cc超えとなり 100パイを超えるとか!
ビッグ・シングルのバイクも真っ青の どでかピストンなのでした(笑)
走行距離は スイスから輸入されたとのことで 一回りはしてるかな?とのことでしたが
かなり程度が良く やれも少ないので 実走行4万km代もありうる話ですね。

オーディオ用の1DINスペースも 純正のガンマのネームがあしらわれた蓋のままで
オーディオ・レスを貫いておられました。
スイッチのボタンは良いとしても スライド式のレバー類が時代を感じさせますね。

助手席のグローブボックスも スラントした上部に設けられ クーペっぽい低さを演出してます。
いよいよ 受け取ったキーを捻り エンジン始動!
昨年のシルバーの個体では感じた 例のビッグボアの鼓動や荒さが
この白い個体ではおとなしく スムースにアイドリングを始めました。


いざ走り始めても その印象は変わらず 滑らかに回転を上げて行きます。
昨年感じた 外見はクーペで上品でも中身は骨太 といった印象は消え去り
これが ガンマ・クーペ本来の フラッグシップたる優雅さなんだと思えました。

そして 昨年のシルバーの個体ではショックが抜けていたため
部品難からワンオフの車高調が組み込まれていた足回りも 純正のままであり
本来のランチアらしい 深いストロークと ゆったりしたロールスピード制御で
しなやかにコーナリングして行くのが 宿泊所のロータリーを周っただけで分かりました!

では これから 本格試乗!
というところで 並木道のスタート地点で 試乗してたガンマにドクターストップが掛かりました!
と言うのも 路面に盛大な水漏れが発見されたのです(汗)
慌ててオーナーを呼び ひとまず避難しておき 確認するとロアーホースが破損とのこと。
電話で積載を手配し ガンマを積んで帰られるとのことで とりあえず一安心。
試乗のおかげで早期発見できたと言ってもらえて だいぶ気持ちの上では楽になりました(笑)

束の間の数百mにも満たない試乗でしたが 昨年の個体とは色々な意味で違い
こちらのしなやかさ&滑らかさが 当時のランチアのフラッグシップたる
本来のガンマ・クーペなんだと思います。
オーナーのネロモトさん。試乗させていただき ありがとうございました。
昨年のままだと ガンマ・クーペを誤解したままだったかも知れません。貴重な体験でした。
では次回 ランチア・タクシー見学編でランチアランチ2010の締めくくりとしたいと思います。
つづく・・
by lancista | 2010-12-30 15:17 | Car life & event


