カーオーディオ用ラダー型電源ケーブル&バランスケーブル!
私の愛車トレヴィには 同じ米子市内で特許も取得された方による世紀の?発明品
ラダー型オーディオケーブルが 3年前の納車して間もなくから 装着されています。
そのあたりの変遷は 以下にまとめましたので 興味のある方はご覧下さい。
ラダー型オーディオケーブル MJ(無線と実験)にCM掲載!(2008.5.12の日記)
祝!ラダー型オーディオケーブル 山陰経済ウィークリー掲載!(2008.12.29の日記)
高解像度ラダー型iPodケーブル試聴レポート!(2009.5.15の日記)
iPod touch 2G & Dock端子ラダーケーブル!(2009.8.29の日記)

今回 その中でも 電源ケーブルを 従来のDD型から ラダー型ケーブルへとグレードアップ!
この ラダー型電源ケーブルというのは
昔から言われていた 電源をしっかりすると音が良くなる!を
電源装置ではなく 電源ケーブルの交換によって 改善するものです。
理論は 難しいので(汗) 「やさしいオーディオ電源音質の概念」をお読み下さい。
その・・

電源ケーブルの概念を 抜粋すると
電源を水道水だと仮定いたします。
アンプの電源スイッチを入れ何も音を出していない状態を、水道の蛇口を半分開いた
状態とします。このとき水は一定量流れでますが、この状態では水量に変化がないため
アンプ回路によって音は出力されません。
アンプにCDプレーヤーなどから入力信号が入りますと、蛇口のレバーを半開状態を中心に
入力信号に従って開け閉め動作をすることになります。水量はそれにしたがって増減します。
この増減分(変化分)だけがアンプ回路によって音として出力されます。
つまり全てのアンプでは、入力信号は弁の開け閉め動作を受け持ち
出力エネルギーは、全て電源から供給されているのです。
ここで当然ながら水道水そのものに圧力の変化があれば、
圧力変化は音楽信号に重なって出力されることになります。
電源ケーブルに使ってある絶縁体から発生する誘電体歪も
圧力変化とし現れることは当然のことなのです。
とのこと。
ここで 特許を取ったラダー型構造が 誘電体歪を極小まで近づけることで
圧力変化の少ない 原音に忠実な音へと近づくのだとか。。。
分かったようで分かりにくい理論ですが バッテリー側に端子を繋いで・・

アンプ代わりである 助手席シート下に忍ばせた サウンドシャキットへ繋ぎます。
ここで 出てきた音は フロント純正10cm2発という しょぼい構成ながら
10cmという口径の割には ラダー型ケーブルの特徴である 今までのクリアさに
さらに パンチが効くようになり 中低音もより聴こえるようになりました!
走行音・ノイズにも かき消され難くなった 安定感とメリハリのある音に改善され満足です。
電源を侮るなかれ! とはしだし名言だったことが 実感できました。
しかし このカーオーディオ・アップグレード大作戦も これだけでは終わりません。

続いて行ったのは バランスラダー型スピーカーケーブルの装着!
ラダー型ケーブルは ケーブル絶縁物に付き物の
誘電体歪を 極力までに少なくする構造ですが
このバランス型は もう一歩進んだ考え方を持っていて
ラダー型バランス構造スピーカーケーブルは アンプの基準電位
(オーディオシステムの基準電位)と、ピストン運動をする機構の基準電位を同一にし、
スピーカーケーブルを含めたシステム化を実現したものです。
とのこと。
カーオーディオの場合も ホームオーディオと同じく スピーカーの基準電位は浮いています。
ホームオーディオなら アンプのシャシーと結ぶことで 基準電位が揃います。
今回の カーオーディオ用バランスラダー型スピーカーケーブルは
スピーカーのボイスコイルのフレームと アンプに入ってるマイナス(グランド)線を
接続してしまい アンプ&スピーカー全てが バッテリーのマイナス(グランド)を
基準電位として動く!という 画期的なものなのです!!

プラスとマイナスの通常の2本線のほかにある 3本目の線を
スピーカーのフレーム=ボイスコイルに繋ぎます。


新車で輸入された1983年当時 ディーラーが取り付けたであろう
10cmの 何のたわいもない純正スピーカー!
当時でも 1~2000円程度かと思われますが 現在では少なくなってしまった紙コーンで
これが けっこう味わいのある音を出すのですよ。

久々に 色々な部分をバラシ 何とか日曜日の夜には完成しました!
出てきた音は 先のラダー型電源ケーブルだけの効果よりも
一層力強く とってもメリハリが効いています!
それでいて 安定感バッチリで どっしりとした芯の強さがあるといった感じ。
完成した日曜日の夜は 土砂降りの雨だったのですが お気に入りの曲を鳴らしながら
1時間以上も 近所をドライブしてたと言えば その喜びようが伝わりますでしょうか(笑)
雨の夜で ヘッドライトやワイパーを フルに使った状態にも関わらず
旧車にありがちな 加減速やワイパーの速度変化によって 音が変調したり
フラついたりすることも全く無く 電源とバランスケーブルの効果があったように思えました。

これで 往復1500km 延べ20時間にもなりそうな ランチアランチ遠征ドライブも
とっても楽しみになりました!
ただラダー型ケーブルは 機器の性能や個性を露わにするので アンプが役不足の感が・・
色々と 悩みと煩悩は尽きませんね(笑)
ランチ会場で この手のことに興味のある方は どうぞお気軽に尋ねてみて下さいませ。
by lancista | 2010-11-04 01:01 | Audio & Visual