トレヴィ整備(ヘッドライト・レストア)
今回は ひょんなことから行うこととなった ヘッドライト・レストア編です!

と言うのも ランチア・ランチ遠征やら 夜間の高速道路を延々走る!
といったシチュエーションで 旧車が古いなぁ とネガに感じる部分が ヘッドライトの暗さ。。。
そういった部分を コツコツとアップデートして
現代車に劣らぬように 乗り換えても違和感が少ないように としていくのも
(足車としてはなおさら)旧車と長く付き合う上では 大切なこと だったりするのです。
そこで・・

幸いにも 中古で手に入ったトレヴィのヘッドライトを レストアしてもらいました!
上の車に取り付けてあるのが 今回レストア済みとなった綺麗なもの。
下の取り外してあるのが 今まで付いていたものです。

このペアが 今まで付いていたヘッドライト。


車体右側(画面では左)に付いていたのが レンズカットの細かい前期型!
メーカーは キャレロ製。他のメーカー製があったのかは不明です。
80~82年までのトレヴィ前期型は トランクリッド上にステンレスモールがあり
Cピラーの空気抜きスリットが横桟で 少しクラシック風なのです。
レンズカットも それに似合ったクラシカル・テイスト!


車体左側(画面では右)に付いていたのが レンズカットが現代風に大雑把な後期型!
メーカーは シエム製。同じく 他のメーカー製があったのかは不明です。
以下 整備工場イモッツェさんが 作業経過を撮ってくれてましたので お伝えします。


まず ガラスレンズと反射板ユニットのコーキングを外して バラシます。


そして 外したガラスレンズを洗浄&磨き ライトの反射板のメッキを傷つけないよう磨き
ライト枠の錆取り&塗装 プラスチックユニットの内側塗装 再コーキングで完了!
文字にすると簡単ですが やってみると大変そうですね。
私も デルタでは数回しましたが 今回はやってもらいました(汗)
でも この時代までのガラスレンズや金属反射板だと レストアで綺麗になるようです。
現代の プラスチック製レンズや反射板だと 研磨してコーティングしても
ここまでは綺麗にならないのでは?消耗品扱いのパーツばかりなのも 考え物ですね。


これで 左右とも綺麗になり さらに左右とも時代考証に合った後期型SIEMで統一!


余談ですが トレヴィはフル乗車&フル積載で後方が沈んだ時のために
ヘッドライトのレベライザーを備えており Fサスペンション・アームから リンクが伸びて
ヘッドライト外側(下向き)のレンズユニットが リンクで押されて向きを変えるようになってます。
フランス車には 大衆車でも付いてる車を知ってますが イタリア車では 初めて知りました。
しかしながら 今回 その機構は取り外しました。というより 中古ユニットに無かったようです。

てなわけで お目目パッチリへ変身して トレヴィは さらに男前になったのでした!
めでたし めでたし!!
by lancista | 2010-09-24 23:55 | LANCIA TREVI VOLUMEX


