米子市公会堂の改修費再調査へ!

米子市公会堂存廃などで質問戦」と
昨日のNet日本海新聞 速報ローカルニュースでも出ていましたが
今朝の新聞朝刊(地方なので朝刊しかありませんが・・:笑)でも 各紙面を賑わしてました。

まずは 7月22日付け読売新聞(鳥取版)
d0141173_13252012.jpg

野坂市長は 「(耐震)改修費用を再調査した上で存廃を判断する。」
「正確な耐震補強費用は資料になる」として 約13億6000万円
(耐震改修費耐震改修費用 7億8700万円 + 設備改修費用 5億7800万円)
と推計されている改修費用を精査する必要性を強調した。とのこと。

もうひとつは 7月22日付け新日本海新聞
d0141173_13252757.jpg

こちらは 地元地方紙だけあって もう少し詳しく
改修費積算の調査はするけれども 耐震再診断はしない!と書いてあります。

これって おかしくないですか!

いや記事のことではなくて 耐震改修費の金額根拠を決める前提となる
耐震診断結果Is値0.15そのものが 2次元の簡易診断で導き出されたものであるというのに!

ホールのような空間の大きな建物は 柱や梁が均等に配置されているビルのようにはいかず
3次元解析による 立体的かつ精密なシミュレーションが必要だと
地元の建築専門家は 重ね重ね言っていると言うのに。。。

d0141173_21413835.jpg

詳しくは コースケさんのブログ「米子市公会堂に精度が高い再診断を」にありますが
今回の公会堂の耐震診断結果は 「2次元計算」でモデル化したものです。
2次元計算とは 断面図を使って コンピュータで耐震指標を平面的に計算する方法です。
公会堂の場合、地上4階+地下1階として、フロア別に耐震指標を計算しています。
その中で一番数字が悪かったのが 2階のIs=0.15でした。

でも 考えてみて下さい!

車のボディが モノコック構造で 一体として機能してるというのは ご存知でしょう。
これを 薄く水平にスライスして
足元のフロア部分 腰のあたりのドア部分 顔のあたりの窓部分 頭上空間の屋根部分と
スライスしてみたとしましょう。

フロアやドア下部のサイドシル部分は かなり丈夫なのは 分かりますね。
ドア部分も 全周囲鉄板ですから 割と丈夫だと思われます。同様に屋根部分も。
では 顔のあたりの窓ガラス部分はどうでしょう? そこだけ切り取ると不安になりませんか???
でも 通常の使用では何の問題もありません。全体で支えているからです。

公会堂のようなホールはモノコックでないので 例えが乱暴でしたが
同様のことが 米子市公会堂の耐震診断にも言えるのではないでしょうか!
約2000ページにわたる膨大な資料が提出されたと聞いています。
でも 2次元計算ですよね!

お医者さんに行って 悪いので治療しましょう と言われたら
より詳しいCTやMRIや精密検査を受けて より的確な診断と医療を受けようとは思いませんか?

我々が求めているのは より正確な3次元計算による耐震診断を求めているのです。
そこで数値が変わってしまえば 耐震改修費うんぬんの話は はなから大きく動くのです!
8億弱の耐震改修費が かなりの幅で増減するでしょう!
場合によっては 桁が変わることも多々あるそうです。
そこへもってきて 前提条件はそのままで 改修費を精査とは お話になりません!

そこまでの数値Is=0.15なら 阪神・淡路大震災と同規模とも言われる
2000年に起こった鳥取県西部地震で崩壊してると思われます。

では より鋭い質問が 米子市議の皆さんから飛び交うのを期待しています!

by lancista | 2010-07-22 23:13 | YONAGO Public Hall  

<< 「公会堂をもっと知ろう会」レポ... 「公会堂をもっと知ろう会」レポ... >>