米子市公会堂の活用事例(米子高専文化セミナー編)!

米子市公会堂への熱い思いは 前回の日記で書いた通りですが
昔の記憶が多いので この秋以降使用中止となった最近の米子市公会堂
どうなっているのか?とのことで 潜入レポートです。

この週末 何かイベントは無いかな? と探してみたところ ありました!
米子高専というエンジニアを育てる
国立の高等教育機関(高専:こうせん)がやっている文化セミナーがそれ!
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朝10時から 2時間の無料セミナーなので 10時少し前に到着です。

米子市公会堂の駐車場は 関係者や聴講者なら無料なのも嬉しい配慮ですね。
ただ キャパシティが30台程度と少ないので
大ホールを使ったコンサートとかでは
必然的に近隣の有料駐車場を使用することとなります。
この辺も 都市計画とか街づくりで配慮してもらいたいことです。

そして・・



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こちらが 国道9号線沿いの玄関口です。

住民票の発行とか 市役所機能を一部持たせた市の窓口が併設されており
土日も開いているのは 住民サービスとしては良いのですが
名実ともに街の中心地だった昔と違って どこまで利便性が向上してるのかは?です。

大ホールだけでなく 併設してる中小のホールや会議室も 時代遅れを感じますので
改修時には 市民が集えて 遊びに来たくなるような仕掛け
例えば 地域SNSのじげ風呂で mackieeさんが言っているように
レストランやカフェ(できればオープンカフェだと理想) ファッションのお店を併設するとか
ジム・各種教室なども併設されては どうでしょう。 

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セミナーの様子は あいにくデジカメの電池が切れてしまい 撮れてませんでした(涙)

内容的には 子供の成長期に 家庭より長く居る学校という環境に於いて
建物(建築)が潜在的に持つ影響力は かなり大きく
情操教育や思考の深層心理に与える影響にまで 深く配慮してる海外と
まだまだ至っていない国内では 大きく隔たりがあるとの説明でした。

例えば エコに配慮して 照明をなるべく使わず 自然光を上手に使うとか
エアコンや換気扇を使わずとも 通風や重力換気で風や熱気を抜く工夫等々・・
我が家ヒダマリハウスでも 色々と試みている仕掛けが満載でした。
わざと 雨水利用タンクを目に触れる地上に露出させ デザインして意識させるとか
あと 楽しくってやる気を引き出すための 建築的な仕掛けもありました。

国内でも 色々と試みが始まってますが 小中学校は地方公共団体管轄なので
その地方の理解や予算の問題で大きく格差があります。
我々の住んでいる鳥取県よりは 隣の島根県の方が熱心で
その分野では進んでいる事例とかの 詳しい説明がありました。

しかしながら 国を挙げての統一的な取り組みとは言えず
全国的な拡がりは まだまだのようです。
選挙が迫っておりますが せっかく消費税を上げるなら
福祉・医療といった 対処療法的なものだけでなく
教育といった 将来・未来への投資にも 十分な予算を掛け
優秀な人材育成を育む仕組みを 構築して欲しいものです。

高度経済成長は終わったのに 均一同化型社会人を生み出す教育では未来はありません。
資源も土地も無い日本には 人材育成を通じた技術や文化でしか
立ち向かう術はないのですぞ!

もうひとつのテーマ 街づくりの講義も面白かったです。
国が指定した 重要伝統的建造物群保存地区が 山陰では3ヶ所しかないそうで
鳥取県では 倉吉市打吹玉川の商家町(白壁土蔵群・赤瓦)1ヶ所と
島根県では 世界遺産に指定された 掘り出し場所の大森銀山
積み出し港の温泉津温泉の2ヶ所とか。

温泉津温泉の観光地としてのあり方も 先日温泉津を訪ねていただけに より身近に感じました。
このように 身近な事例を通して 分かりやすく説明いただき あっと言う間の2時間でした。

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このように 米子市公会堂を使った 米子高専文化セミナー
大ホールが使用停止となった秋以降も 会議室を使いこれからも続くようです。

良ければ 米子市公会堂に足を運ぶ動機付けに 覗いてみてはいかがでしょう。

by lancista | 2010-06-26 15:13 | YONAGO Public Hall  

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