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東京出張オプション?(東京デザインセンター訪問編)

それは マセラッティ・ギブリで向かっている車内での こたちょさんとの会話から始まった。

私の愛車 トレヴィの特徴である 穴ぼこだらけのクレーター・ダッシュボード
イタリアの巨匠マリオ・ベリーニ(Mario Bellini)がデザインしたんだって 私のブログで知ったそう。
奇しくも マリオ・ベリーニが設計した リゾナーレ小淵沢は 2001年に訪れたことがあるが
それとて トレヴィを手に入れ 遡って調べたらベリーニだったので 当時は分かっていなかった。

などと話していたら 五反田にある「東京デザインセンター(Tokyo Design Center)」も
マリオ・ベリーニがデザインしたんだよ と言うではないか!
バブリィな建物だけど あの時代だからこそ 出来たんだよねぇ・・ とのこと。
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てなわけで 突然行ってみました 東京デザインセンター

ここは・・



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バブルが終焉を迎えようかという 1992年に竣工した インテリア・ショールームビルです。
正確には 着工1988年11月 完成1991年12月ですから バブル最盛期に計画され
完成時には ちょっと世の中は トーンダウンが始まりだした時代とも言えるでしょう。

HPによると 東京デザインセンターは 次世代マーケットのデザイン文化がクロスオーバーする
情報ステーションとして 独自の企画と活動を進めており
市場のニーズをくみとりながら新たな価値創造をなす装置として機能するよう建築されたようです。

では トレヴィ(正確には1977年のベータ・ベルリーナSr.2)の ダッシュボードをデザインした
マリオ・ベリーニとは どんな人物で思考の持ち主だったのか?

当初は建築というより オリベッティのタイプライターや 象印魔法瓶MINIDECAに代表される
家具も含むインダストリアル・デザイナーで名を馳せた巨匠(鬼才とも・・)だったようです。
そして 90年代から商業建築で一躍脚光を浴びるようになるようです。

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郵便局マークみたいな TDC(Tokyo Design Center)のマークもユニークですね。
ビルの案内板も 凝りながらもシンプルなデザインです。

ベリーニ曰く(東京デザインセンターHPより転載)

計画の重要性と難しい諸条件に心ひかれながら、建物に統一性と個性、
そして深みを与えることを設計の目標としました。
巨大なガレリアが建物を斜めに横断し、都会と内庭を視覚的に結び、
全ての要素への導入となり、建物に強い力を与えています。
中でも最重要の要素はガラス円柱のエレベーターホールで、
庭側へセットバックするテラスを貫通しつつドームとなり、
各層のテラスではイタリア式に並ぶテラコッタの鉢が古い日本の庭と呼応して象徴的です。

とのこと。

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この日は閉まっており 見学は適いませんでしたが 巨大地下レンタル展示場「ガレリア」!

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そして 建物の中心を貫く 巨大階段が 外と中を上手に繋げています!
そして 階段を登って行った正面には
イタリア現代彫刻家ミモ・パラディノ作の馬の彫刻がありました。

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その馬の足元や背後から撮った 「西側コロネード・テラス」!
ビル背面のデザインですが ここも手抜きはなく HPによると
庭園側ファサードは列柱回廊とテラスをセットバックしながら6層重ねて
野外劇場装置のような空間を生み出しています とのこと。
背後のもともとあった丘と 上手にマッチングさせています。

残念だったのは 最上階のエレベーターホールが
ヨーロッパのドゥオモみたいでカッコ良かったらしいけど 行けなかったこと。
帰ってからHPで知りました。残念・・

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内部に目をやると 2階にあるカフェテリア「CIRCUS」は 残念ながら昨年12月末で閉店し
エスプレッソが飲める自動販売機が 設置してありました。

五反田という場所が悪かったのか 青山にあるとか新宿のOZONEに近ければ 相乗効果もあり
もっと人が集まっても良いのに と思えるだけの建物なだけに残念ですね。

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それ以外にも 一部を切り取っても絵になる部分が多く 細部も手抜かりはありません。
テナントとして 木工家具のお店や デザイン・建築に特化したブックセンター等も入っており
なかなか楽しめました。

そして 夜も更けて来て 外へ出るとサプライズが・・!
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TDC winter display in 2009-10 “ Power of Light -Silk Tree-”
と銘打った ウィンター・ナイト・ディスプレイが施されており 2度楽しめました!
植栽に施したディスプレイなら沢山ありますが 建物自体に力がないと こうはならないでしょう。

マリオ・ベリーニの魅力は何だ と個人的に考えてみますに
どうだ! と言わんばかりのキャッチーで掴みはOK!な核となるデザインに惹かれて
建物の中へ入るなり プロダクトを使ってみると おっ!中々良く考えられているじゃないか!
とさらに引き込まれていくギャップ!! といったところが魅力なんじゃないでしょうか・・

しかし この厳しいご時勢故 バブル期に好き放題 腕を振るえた
マリオ・ベリー二は 幸せ者だったんだと思います。
我々は その良き時代のものを 大切に使い続けるのが使命なのかも知れませんね。。。

東京出張オプション編。あと1回くらい続きます・・ 

by lancista | 2010-02-03 07:58 | Architect

 

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