Lancia Lunch 2009(波乱万丈帰路編)
年明けから大分経ちましたが やっと 本日をもって最終回です(汗)
長らく お付き合いいただいた皆さん ありがとうございました。
この 赤茶色に染まったメタセコイヤ並木も いつもの緑色とは違った風情がありました。
帰りの珍道中は この並木の路肩に停まっていた 1台のローダーから始まりました。
それは・・
ランチア・クラブ・ジャパンで永らく休止活動中だった スポルト部門が復活し
西日本では このフルヴィア・クーペが その任を背負うこととなったのです!
代表して 奈良のFさんがフルヴィア・レーサーをローダーで持って帰ることとなったのです。
画して 往路のローダーに積載してきた デルタ30周年の賑やかしで持って来たという
デルタ8Vを 我々が届ける!という任務を 急遽仰せつかり(汗)
毒をも食らわば皿まで! ではないですが 怖いもの見たさ?で奈良まで届けることに・・
途中 サポートカーとして この日30周年を迎えたデルタの中で
最優秀賞を受賞した デルタHFターボと とっかえひっかえ運転しながら
デルタ懐かしいなぁ。。。 などと思い出に浸りながら
ETC休日1000円で混み混みの 東名高速道路をひた走り 一路奈良を目指したのでした!
やはり デルタ8Vは 2000ccの排気量と 100km/h時に5速2400回転という
ハイギアードのため 長距離ツアラーとしても疲れにくく
100kmプラスアルファでは 快適そのもの!
それでいて ひとたびターボに鞭を入れれば 純正最大径ターボが炸裂しドッカンさも健在!
ジキルとハイドを両面兼ね備えた 幅の広さが持ち味でしょうか。
片や デルタHFターボは 1600ccの排気量ゆえ 100km/h時に5速3000回転弱と
まぁまぁのローギアードのため 120kmくらいでは 3500回転付近とカムに乗ってしまい
ついつい気が付けば 4000回転付近に上がってしまう有様(汗)
プリズマ1600i.eの時も感じた 吹け上がりの軽やかさが どこまでも続く勢いでした。
その上 純正でフルバランスを取ってOHされたというHFターボのエンジンは
一度だけSAからの合流で踏んでみましたが
1600ゆえ 軽やかにすぐに吹け上がって登り詰めるエンジンと
まさに弾けるという言葉がピッタリの小排気量ドッカン系ターボで とっても面白いものでした。
なので ツアラーとしては落ち着かないというか いつでもワクワクゾーンに居る感じで
常にハイド寄りの性格でしょうか(笑)
そんな HF4WD休眠中の身には 毒のような(笑)2台を転がしながら たどり着いた先は
ポータブル・ナビ ガーミン(GARMIN)が案内してくれた ある有名なお寺の裏門!
Fさんに 近所だからと指定されたそのお寺でしたが 裏門に辿り着いた人は初めてです(笑)
とのことで Fさんが駆け付けて救出されるまで 我々も途方に暮れてました!
流石 ガーミンですね(汗)
そうこうして 辿り着いたFさん家までの長い道のりは 良く手入れされた8Vによって
とっても気持ち良く デルタの良さを改めて思い起こさせてくれた 有意義な旅でした!
また 深夜に到着したのに ガレージまでも拝見させていただき
素敵なフルヴィア&デルタ・レーサーのみならず
親戚のおじさんが乗っていたワン・オーナー・カーを引き取ったという ド・ノーマルZまで・・
眠たい目を見開かせるような パラダイスなガレージに 暖かく迎えていただきました。
今回のランチアランチ2009の記念品 歴代のランチアエンブレムをモチーフにした 風呂敷!
そして ストレッチ素材のジップニットと ランチアF1D50のイラストがカッコイイTシャツ
東日本で活躍中の ベータクーペ耐久レースDVD等々 を記念に購入!
ランチの記念品やノベルティ・グッズは センスが良いものが多いので 嬉しいですね。
という風に 途中にデルタ陸送&寄り道という 大きなオマケがあったものの
明け方5時頃には到着し 今回もトレヴィによる往復1600kmの旅は 無事幕を閉じたのでした。
たぶん 来年もトレヴィで参上しますので 皆さんよろしくお願いします。
また どこかでお会いできることを 楽しみにしています!お・わ・り。
by lancista | 2010-01-20 00:37 | Car life & event