鬼太郎妖怪天井画 圓流院(えんりゅういん)(大山町)
リアル展示場としての場「line」を後にし 向かったのは
つい最近の今年の夏前に 鬼太郎妖怪天井画をまとった 圓流院(えんりゅういん)!

ここは・・

大山寺の支院のひとつで 江戸時代初期の創建だったそうで 夏山登山道の近くにあります。
江戸時代後期の有名な画僧 嗒然(とうぜん)が住職を務めた僧坊として知られています。
なので 昔から絵を寄贈されたり 絵画にはゆかりのある寺のようです。
築後200年以上が経過し 老朽化のため解体 再建され
平成21年8月4日に落慶法要が営まれましたそうですが
建築フェチの私的には 建物ももう少し趣のあるものとして 頑張って欲しかったですね。
旅籠や町屋を再生した米子四日市商店街の店舗を見た後だけに ちょっと残念です。

ですが 本来16:00で閉館のところを 16:40頃に行きましたが
快く通していただき 一人貸切でゆっくりと眺めることが出来ました!
こちらが 壁にある妖怪1コマ1コマの説明図。
妖怪ひとつひとつにネーミングライツと言いますか 誰が寄附したか名前が載ってます。
地元の企業が名を連ねてるのかと思いきや 県内外の個人の方も多く
鬼太郎人気の高さを窺わせますね。


で 座布団を枕に寝っ転がって見させて頂きましたが
いつか訪ねた 長野県は小布施の雁田山の麓に曹洞宗梅洞山岩松院で見た
葛飾北斎直筆の八方睨み鳳凰図(出典:岩松院HP)がその岩松院の本堂の天井にあって
そんな天井画が見れるのかと期待を抱いて行ったものだから その期待は見事に外されました。
まぁ 相手は江戸時代の天才画家 北斎ですので いくら水木しげるさんとは言え
比べるのは気の毒なのですが それ以前に魂と言うか この絵を飾るに至った経緯が
どこまで情念込めてお願いにあがり どこまでの思いで描かれたのか
という背景が見え隠れするのです。

ま そんな先入観なしで 水木しげるさんの故郷 境港の水木しげるロードだけでなく
妖怪や天狗伝説の残る ここ大山で こんなお寺が建立され 点が線に変わり
地域の絆を深めつつ 観光にも資するとってもタイムリーな企画だと思うので
個人的には 参考にさせていただくことも多かった訪問でした。


みやげ物の妖怪絵はがきも売っており 入り口横の妖怪ポストに投函するシステムのようです。

また来た参道を戻る頃には 陽もすっかり傾き 午後5時を回っておりました。

ちょっと植物には疎いので 名前は分かりかねますが 綺麗に実をつけた樹木も
夕陽に照らされ さらに赤みを増しておりました。


ちょっと遠回りするか!と愛車トレヴィに語りかけ
向かったのは 第1回ジーロ・デ・大山の香取開拓村を抜けるコース!
その時は真昼間でしたが 同じ場所に停めた頃 夕陽が赤く空を染めていました。
ここ大山や山陰は 夕陽スポットとしても知られ 太平洋側では海に夕陽が沈むことは無いので
そっちにお住まいの人々は とっても羨ましく思われるそうです。
地元に居るとなかなか気付きませんが 私も岡山に住んでたので それで気付いた次第です。
松江の宍道湖の夕陽が有名ですが 私達も時間が合えば
ちょっとそんな贅沢な自然のドラマに 眼を留める心のゆとりを持ちたいものですね。
by lancista | 2009-10-03 23:16 | Architect


