今 米子の商店街(四日市)が面白い!
目指すは シャッター通りと化した商店街を 活性化しようと立ち上がった
若いオーナー達が集う YOKKAICH(四日市:よっかいち)!
古くから 本通り商店街と呼ばれるその商店街は 昭和30年代に
この地方では珍しい アーケード(屋根)を備えた商店街として産声を上げ
昭和40年代には 土曜市や土曜夜市で賑わい 山陰の商都:米子の代名詞ともなり
私も子供の頃 親やおばあちゃんに手を引かれて 遊びに行ったものでした。
そんな平穏な田舎の町にも 郊外型大型店舗の波が押し寄せ
天満屋百貨店が 地元商店街対策として打ち出した「米子しんまち専門店街」を併設し
ごっそり 商店街の主要店舗がテナントとして移転したのが もう20年も前になります。
その商店街の空き店舗や 旧銀行の 懐かしく趣のある建物を 京都の町家風で面白いとか
間口が狭く奥に長いため 中庭があったり蔵があったりして 意外性が楽しい!
しかも テナントと違って 自分達の好きな風にアレンジ出来る! とあって 数年前より
自分の店を求める拘りのオーナー達が いつしか集まり賑わいをみせていたのでした!
ここは・・
アーケードのある本通り商店街を中心とし 縦横に伸びる横道に
それぞれ個性的な店が並んでいます!
今回 街の様子を新聞形式でまとめられたフリーペーパー YOKKAICH
の裏面に それぞれのお店が記入してありましたので それと対比しながら
紹介して参りましょう!(全て画像クリックで拡大します)
前回 前々回と日記に書いた「旅籠まつや」も 左隅に40番で載っていました!
まずは 37番 レザー&シルバー「MOTO」!
郷土が誇る LEATHER ARTIST 本池秀夫さんの個展も 今年冬に紹介しましたが
その本池さんの作品が いつでも購入できる お店です。
店内は 所狭しと 氏の手になる 鞄や靴や シルバーに革の小物がディスプレイされ
とっても良い雰囲気。
お値段もべらぼうに高いわけでは無いので プレゼントや自分使いにも良いと思います。
そのMOTOから商店街に戻る 旧加茂川沿いも色々と新しい店舗が出来つつあります。
中でも もともと以前は銀行の建物だったところをリニューアルして複合店舗とした
「Qビル」はその中心的存在で さまざまな店舗がそろい踏み!
「cantik an-an」 はヘアーカット&サロンのお店!
「dupree米子店」は 拘りのシューズセレクトショップ!
「Cafe*Rest*Barドドド」は カフェ&スイーツから食事もお酒もこなすお洒落なお店です。
内装も凝っていて 楽しめること請け合いですよ!
そして 昔の面影を残す アーケードが掛かった本通り商店街!
「greeniche(グリニッチ)」は 北欧を中心としたビンテージ家具の専門店!
レストアというか手入れも行き届き ビンテージ家具を普段使いできるよう現代に馴染ませ
最近では オリジナル家具も製作する気合いの入れ具合です。
国産の名シリーズ カリモク60とかも並んでました。
我が家ヒダマリハウスにも考えましたが 家具の個性が濃い過ぎて(笑)
別の家具職人に頼んだのも 懐かしい思い出です。
その隣 Qビルの向かいに 3店舗が複合的に折り重なった 町家スタイルのお店があります!
一番入り口に近いお店は ヒーリング ショップ&サロン 「RICHE(リッシュ)」!
あいにく中には入りませんでしたが 建築的にも面白そうです。
女性なら 素敵なリラックスした時間が過ごせるのでは ないでしょうか。
そして オシャレな小道を抜けると現れる 2軒目にあるのが
大人のセレクトショップ 「nabika(ナビカ)」!
詳しくは 次回 特別にクローズアップしてお伝えしますので お楽しみに・・
その nabikaのお店の横の路地を抜けると 裏通りへ・・
ここは 通りから3軒目となる 人気ベーカリーショップ「パードレ」が2店舗目として出店してきた
中で食事やお酒も楽しめる パン屋さん「パードレ カフェ」!
本店は 以前住んでいたコーポの近くにあったので よく利用してました。美味しいですよ!
そして 隣は商店街の表通りと繋がる ビンテージ家具専門店 greeniche(グリニッチ)!
こちらは 裏口にあたり 搬入口として使っておられると思いますが
お店のコマーシャルカーであるデリボーイ?と相まって 良い雰囲気でした。
このように こだわりのお店がぞくぞくと集まっており なかなかの賑わいとなってました。
四日市プロジェクトでは 今年7月にはクール・アース・デーにちなみ
加茂川キャンドルナイトを開催したり 色々と地域の活性化に貢献されてるようです。つづく・・
by lancista | 2009-09-08 03:27 | Architect