コンデジ一眼???SIGMA DP1!
と言っても 中古を友人から安く譲っていただきました。
シグマ DP1(音声注意!)と言う ちょっと曲者(クセモノ)?のカメラです。

コンパクトカメラサイズのデジカメ(通称コンデジ)でありながら
デジタル一眼レフと同じ(APS-C)サイズ! の大型イメージセンサーを搭載した
かつてない描写性能を誇る コンデジなのです!
なら 良いことばっかりじゃないか! と言う声が聞こえてきそうですが
何が曲者かと申しますと・・

飾りっ気のない 無骨なデザインは良いとしても
広角28mmの単焦点も レンズメーカーであるシグマが 性能に磨きをかけた結果であり
F4.0という暗さも 妥協せずにあのサイズでレンズ描写力を求めた結果で良いとしても
皆が 異口同音に口を揃えて言うのが 書き込み速度の遅さ(涙)!
SDカードで試し撮りをした際には あんたは携帯カメラかっ!! と突っ込みたくなった
と言えば そのレスポンスを分かってもらえるでしょうか。。。
しかし SDHCカードを奮発し そこそこの書き込み速度へと多少はマシになりました(笑)
F4の暗いレンズが関係なくなる 明るい陽射しのもとでは 空の色や雲の描写等々
惚れ惚れする場面も少なくなく 先の中四国デルタオフで初めて連れ出しましたが
ブログアップの解像度まで落とすと 他のコンデジと違いは少ないですが
時には ハッとする写りもあったりしました!

てなわけで 前持ち主から併せて譲っていただいたムック本やら 買い求めた本を読み
個性を引き出すべく 色々と勉強中です。
捉えた光データをそのままで記録する RAWデータで記録し
パソコンソフトで現像を掛けるなどという作業も初の試みで
中四国デルタオフの与島での前半部分までは そういったものも含まれてます。
途中から 書き込み速度の遅さに JPEGデータでの記録に替えてしまいましたが・・(汗)
手振れ補正とか 現代のカメラが備えているお助け機構は ことごとく省かれていることもあり
とにかく 誰が撮っても失敗が少なく その代わり平板な面白みに欠ける
現代デジカメで撮った画像とは 対極にあるカメラと言えましょう。
デジカメになってから ちょっとカメラの撮る工夫といった方面の楽しみを 忘れていた私には
タイムラグが フィルムを巻き上げてた頃の感覚に近いものでもあり
考えさせてくれる間合いを持った ネオクラシックなデジカメという感じでしょうか。
オリンパスのデジタルPEN E-P1が 少しマニアックさが足りないなぁ それに値段も高い!
などと思っていたところで このシグマDP1の話があったので 思わず飛びついてしまいました。
前の所有者は 内臓ソフトの改良でストレスが減ったとの噂の
シグマDP2(音声注意)! を買われたそうです。
4月に発売となった 41mmF2.8のレンズを備えたDP2は それはそれで大変魅力的ですが
まだお値段もそこそこしますし そのうちこなれて来れば また縁もあるかも?
と言う訳で 当分はDP1遣いとして 失敗を恐れず(←失敗するデジカメなんです!)
どんどん撮ってみようかと思っています。


こちらは 先日の東京出張での有志による懇親会で 少数精鋭?で立ち寄った最後のバー。
マクロがないのと 最短焦点距離が30cm以上と なかなか寄れないのが欠点です。


こちらは 神田のホテルの近くで見つけた イタリアンレストラン その名も「Trevi」!
ただ 夜しかやってないそうで いつも酔いつぶれてホテルへ帰る直前に ああそうだった!
と思い出すも お腹もアルコールも一杯で寄れないというジレンマを2~3回繰り返してます(汗)
翌日はお休みをもらって
SIGMA DP1に搭載されたフルカラーダイレクトイメージセンサー Foveon(フォビオン) X3
の実力を測るべく 今東京で最高の被写体であろう?お台場ガンダムを撮影して来ました!
なので次回は GR Digital Ⅰ VS SIGMA DP1 の28mm単焦点比較対決!
の予定です。お楽しみに・・
by lancista | 2009-08-06 19:54 | Camera