究極の地産地消そば屋 「訪辺歩来」!
真っ先に浮かんだのが 6月にジーロ・デル・大山で立ち寄った蕎麦屋「訪辺歩来」!
プリウスのエコと このお店「訪辺歩来(とうへんぼく)」のコンセプトが
重なる部分が多々あったから は言うまでもないが
ドライブが気持ち良い大山山麓なのも 個人的にはポイント高し!

そのこだわり蕎麦屋 訪辺歩来(とうへんぼく)のお店の中に置いてあった雑誌
「男の隠れ家」2007年9月号にも 掲載されてました!
そこには・・

雑誌記事によると ここのご主人は 実は商売人には向いてないのではないか。
大変に失礼だが、そんな感想を抱いてしまった。 とまで書いてあったのには笑った。
それほど これで商売になるの?という採算度外視メニューのオンパレードなのである。

妻は初めて訪れたので 定番の「盛り蕎麦」900円を注文!
地元大山で 農薬や化学肥料を使わず育てたそば粉を使って 作っておられるそうです。
今回 雑誌記事で初めて知ったのですが 手打ちではなく叩いて作っているとか
どうりで 通常の腰があると言われるレベルを超えてる訳ですね。
そばの香りや甘味苦味が しっかりと残っている野生的な味なのに
喉越しはツルっとしていて爽やかで たいへん美味しゅうございました。


息子は 夏季限定メニューの「冷や麦」1300円を注文!
こちらも 手打ちならぬ手叩きで作るとかで 蕎麦より手間が掛かり3時間も叩いて作るそう。
なので 夏季限定とさせてもらってます。とのこと。
全国でも 手打ち冷や麦はここだけじゃないかな と仰ってました。
こちらも腰がしっかりとあり 今までに食べたことのない食感でしたね。

私は 同じく夏季限定メニューの「とろろ冷や麦」1800円を注文!
自家製の自然薯(じねんじょ)をたっぷりと使い それを先の冷や麦と合わせた極上の一品!
前回訪れた時に食べた 「とろろ蕎麦」の冷や麦版ですね。
とろろの粘りと冷や麦の腰が 絶妙の混ざり具合でした。お勧めです。
夏季限定ですので この季節には是非食べてみて下さいね。


娘は うどんが食べたい~!とのことで
この店唯一のうどんメニュー 「カレーうどん」1200円を注文!
他の麺類と同じく 讃岐うどんも顔負けの 腰の強いうどんでしたが
圧巻は それに絡みつくカレーの絶品なこと!
何でも 牛や豚は 化学合成肥料にまみれた餌しか食べてなく 本来の旨みを失ってるとかで
こだわりの主人が目を付けたのが 大山に居る野生の猪(イノシシ)!
提携猟師さんより分けてもらったイノシシ肉を使い じっくりと出汁を取ったカレールウは
肉本来の甘味が溶け出し 子供でも辛くないのに濃厚な味わいで 私は感動しました!
この濃厚なカレーを 腰の強いあっさりとした麺でいただく カレーうどんは
私が食べた中で 生涯最高のカレーうどん だと断言しても良いくらいお勧めですよん!

せっかく来たので 単品メニューも頼もうとなり 「茶わんむし」500円もオーダー!
自宅で自然の餌だけで飼われている 鵜骨鶏の卵をふんだんに使い
卵本来の味を楽しんでもらおうと ゆりねと銀杏だけを具にした 茶碗むしは
まさに卵の味が濃厚な それでいてシツコクない 上品なお味でした。

そして 子供たちがデザートに頼んだのが 「水ようかん」300円!
精製した白糖は 甘味が強すぎあずきの旨みを隠してしまうとかで
黒糖と吉備砂糖と和三盆だけを使い あずき本来の旨みを十二分に引き出した
この水ようかんは 昔ながらのあずきのざらつきも野性味も残した それでいて品のある
とっても深いお味となっておりました。

全てを食べ終え いざ帰ろうかという段になって サービスでどうぞ!と出されたこのスイカ!!
これが かのドバイにも輸出されてる 地元鳥取県は大栄町の大栄スイカの
さらに上を目指して開発された ご主人のオリジナルブランドのスイカだそうです。
食べてみると みずみずしいさっぱりした味わいの底に しっかりとした甘味が沸いてきます!
ミミズと自然有機農法だけで育てた 化学肥料を一切使わない この究極の拘りスイカ!
さらに毎年の連作を禁止し 土を十二分に休ませて地力を回復したとこだけで育てるとかで
さらに生産者から消費者へダイレクトに結ぶことで 中間マージンをカットし
本当に安全で美味しい物を 手ごろな値段でお届けするシステムの中核をなす商品だそうです。
これが 大栄スイカの値段を大幅に下回る 1,000円/玉で売り出すと言われれば
これは 放っておけないでしょう!
新たに法人を立ち上げ 地産地消システムを確立し 手ごろな値段で本物を届ける!
その思いに 強く胸を打たれました。
また 詳しい情報が入りましたら アップしたいと思います。
といったように 美味しくて しかも色々と実りの多かった
今回の新型プリウス初ドライブ編レポートを 終わります。
by lancista | 2009-07-23 07:18 | Travel & Gourmet


