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2a Giro di Daisen(ポルシェ964RS編)

リクエストがあったので(笑) という訳ではないのですが
関西の「ボンバロッサ」のメンバーが乗って来られていた ポルシェ964カレラRS?が
コチラです!
2a Giro di Daisen(ポルシェ964RS編)_d0141173_2033337.jpg

ホワイトも眩しい964ボディに RS(レン・シュポルト)の紋章がリアゲートに光る!

ポルシェは 車趣味やウィンタースポーツの大先輩であるOさんの78年式930ターボを
5年前に交換試乗会と称して 大山周辺のワインディングを試させてもらったことがある。

オリジナルの3.0Lを 3.2Lだか3.4Lに排気量アップした 当時25年前のポルシェは
とても時代を感じさせないボディ剛性を備え ガッチリとした安心感に包まれた感じがした。

しかしながら デルタの圧縮比8.0に2.0Lターボで オマケに4駆なら踏み抜けるが
圧縮比を7.0と低くとり 3.0Lオーバーの排気量で そのうえRR(リアエンジンリア駆動)で
ドッカンと噂の70年代のターボがコックピット後方で 唸りを挙げ始める
4000回転より上に差し掛かろうとすると 本当に獰猛な野獣が リアから押し迫ってくるようで
ほんの数十分の試乗では とても踏み抜くどころか 足を離して加給を抜くよりほか無かった!

そんな不完全燃焼のポルシェ体験しかないが 自然吸気のカレラRSなら
ものすごい回転吹けの上がり下がりはあるだろうけど  ある時点から急に恐れをなす
などという不安に駆り立てられるような思いは無い と信じたいものである。

前述のOさんは 78ターボの前は 74カレラにも乗っておられ そりゃターボの方が楽だよ!
と言っておられたので NAも本当はカミソリなのかも知れないが・・

で 911系は80年代後半 964系になってトーションバーからコイルスプリングへと改められた
サスペンションをはじめ 各部がアップデートされている。
さらにカレラRSは 3.6Lの排気量にノーマルより10ps出力アップされた260馬力エンジンと
130kgもダイエットされた車輌重量1220kgにより パワーウェイトレシオは5.0を切るのだ!

ドイツ車の馬力や車重は イタリア車ほどアバウトでなく正確だから 本当に凄いと思う。
車両重量1200kg前半なんて デルタHF4WDと同等ですよ!そこにNA3.6Lですよ!
たぶん切れ味鋭く 生半可だとヤケドするぜ! って感じかも・・
でも 低速トルクも厚く マナーも良く ビジネスエクスプレスとして街乗りにも耐えられる?
のかは RSに関しては定かではないです・・

2a Giro di Daisen(ポルシェ964RS編)_d0141173_20351639.jpg

というわけで 後姿もカッコよく走り去って行かれました。
個人的には ウイングがないこの姿が好みですねぇ・・

追記:今日 昼休みに立ち読みした雑誌「911Days」にGT2との比較がなされてました。
    964カレラRSは ノーマルより軽くするためにボンネットはアルミ ホイールはマグ!
    さらにはウィンドウの厚みも薄くし エアコンレスなうえ ドア内張りも簡素なのだとか。
    ものすごい硬派な車らしいです。新車価格1100万円位だったのが600~1800万円。
    片や GT2はさらに新しいボディと足回りで 足にもなり得るうえ
    新車価格1300万円位のが600~1200万円とか。GT2のほうがお買い得ですが
    あの時代にしかないソリッド感や切れ味は カレラRSの魅力で色褪せないそうです。

by lancista | 2008-06-26 21:11 | Car life & event  

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