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知れば知るほど外車術にみるトレヴィ評

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私が ランチア トレヴィ VX を手に入れるまでと
手に入れてから現在までのことは 近いうちに書くとして(笑)

以前 トレヴィの「最初の刷り込み」はTipoだと書いたら
mufloneさんからコメントをいただき
私がトレヴィを知ったのは「知れば知るほど外車術」でした。
とあって以来 潜在意識の奥に引っかかっていたのだ。

で 先日 ラッキーなことにヤフオクで安く入手できた。
落札自体は300円程度だったが 送料や振込手数料まで
含めると800円くらいか。まぁ 定価の半値強なので良しだろう。
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本フェチというか 調べ上げないと気が済まない性格なので
欲しい本や雑誌を全て買っていたら お小遣いが足りないのだ。
今でも 毎月5~6千円は買うだろうか。

家を建てる前の2~3年は 建築雑誌も加わって
毎月1万円以上 建築関係で15万円位使ったと思う。
でも 十分元は取れたし 工夫した割りに安く付いた。
ネットからタダで入手した情報が半分。本が半分か。
何より 悔いが無く楽しめたので 良しとしよう・・

で 話は戻って この本の著者の山口寿一さんには
ギャラリーアバルト美術館を 2回訪問したので
2回 お目にかかっている。
なんてったって 当時はランチアのマルティニ三銃士が
揃っており HF4WDワークスが鎮座してたのだ!
(あと2台は 037ラリーとデルタS4)
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1回目は 2001年夏に 結婚1周年の夏休み旅行で
白樺湖ペンション>リゾナーレ小淵沢箱根富士屋ホテル と
3泊4日の信州~箱根ドライブのついでに寄ったのが最初。
妻には ついでに寄ったと言いながら
そこ(美術館)から逆算して行程を組んだのがバレバレだったが・・

2回目は 2004年 東京での3週間の研修出張中の日曜日に
一人で 新宿から高速バスに乗って訪れた。
着いたら 小坂さんが フェラーリ360スパイダーを
買ったばかりなのか 見せびらかしに来ており
中庭で 皆で音を聞かせてもらったりした。
帰りのバスの時間を気にしていると
山口さんが 御殿場のバス停まで乗せてくれることになった。
プントの助手席に乗せてもらって 山道を走りながら
色々な話をさせてもらったのも 良い思い出だ。
この時 この本を読んでいたら もっと話が弾んだろうに・・
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で トレヴィの記述であるが
第2章 ちょっと古い、心に残るガイシャたち の中にあった。
モノクロだが インパネの写真がインパクトがある。
最初は 一般的な マリオ・ベリーニが手がけた内装や
クラシカルでエレガンスな外装のことが 書いてあります。

しかし ガッキンガッキンとショックが来るATや
熱で溶けるヒューズボックスやリレーなど 耳に痛い事実が・・
ランチアやアルファにも ベンツやBMWのように
ATやエアコンが必須となり 付加的なトラブルに悩まされる。
とある・・

そして 巨匠 徳大寺さんとの会話が 最後の画像にある
「あのクルマ、どう?」
「いやぁ、ダメだね」
セールスが実際に客に売り、売ったお客さんから帰ってきた
ナマの情報だから、絶対確かなのです。
というくだり・・

なんてスゴイ車を手に入れてしまったんでしょう!!
せめてMTとATで 少しは印象が違うのを願うばかりです・・

by lancista | 2008-03-19 23:43 | LANCIA TREVI VOLUMEX  

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