イデオートサービス訪問(アルファロメオ2000スプリント編)!

イデオートサービス訪問記 前回は
お迎えGTA体験記&ショールームに鎮座するルノー・ドーフィンでしたが
第2回は 工場で気になる車を見付けたので それを特集します。
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ショールームで 滴る汗が引いたのを待って 工場を見学させてもらいました。

そこで目にしたのは アルファロメオ2000スプリント
この車は・・



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1900の後継車となった 50年代の香りを引きずった テールフィンを備え
アメリカナイズされ 不人気に終わった2000 Berlinaのバリエーションとして
1960年に2+2のクーペとして デビューを飾ったもの。

ボディ架装はベルトーネが担当したが デザインは同社のチーフスタイリストであった
若干当時23歳になったばかりの 巨匠ジウジアーロである!

1960年代半ば以降の彼の出世作 ジュリア・クーペ系にも共通する
シンプルかつエレガントな造型が ホイールベース2580mmの車体に
さらに伸びやかに優雅に 表現されていることが特徴である。

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ジュリエッタSS(スプリント・スぺチアーレ)にも通ずる 優雅な絞り込み等を織り込みながらも
ヘッドライトとグリルを一体化させるなどして 量産化した手腕はお見事!

リアフェンダーを水平ラインで上品にまとめた様は 後年いすゞべレットにも真似された。
べレットが真似したのか もともとイタリアンデザインを極秘裏に頼んでいたのかは別として・・

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テールランプ周りも フロントと同じようにユニット化を狙っていたのか
深い窪みが 独特の表情を見せる。

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ジュリア・クーペにも通ずる Cピラーのデザイン!

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1962年に 6気筒版の2600へとマイナーチェンジした際も
ボンネット上に 小さなバルジを設けただけで
悠々と直列6気筒を飲み込んだ 長~いボンネットが 優雅さを演出してます。

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サイドビューの縮尺を縮めれば そこには もうジュリア・クーペが居ることが伺い知れます。
しかし このちょっとの差が ラインの優しさを醸し出し
フラッグシップたる優雅さを 演じさせていたのでしょう。

リアのフェンダーの造形も そのことを一層際立たせています。

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1962年に2600に発展したため 2000の生産期間は短く 僅か
2,814台のベルリーナ 3,443台のスパイダー、704台のスプリントが生産されたのみ。
こちらは リアトランクのセンターに輝くエンブレム!

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こちらは フロントサイド・フェンダーに輝くエンブレム!
昔のは エンブレムひとつとっても優雅で凝ってますね。

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ジュリア系の4輪ディスクとなる前の リアホイール一杯に広がるアルフィン・ドラム!

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エンジンは 1900SSから踏襲された4気筒DOHC1975ccで
2000ベルリーナよりも10psアップの115psを発揮するが
1180kgの車体には 若干非力だったようで 
1962年には マイナーチェンジ/エンジン拡大版の2600スプリントにとって代わられた!

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ジュリアSS(スプリント・スぺチアーレ)にそっくりなインスツルメントパネルは
高級感とスペシャリティ感たっぷり!

当時のCGインプレッションによると 2600でもロックtoロック3.25回転のステアリングは
ノンパワーながらパワー付きのように軽く 切れは純スポーツと乗用車の中間とあるので
鼻先の軽い 4気筒の2000スプリントなら なおさらスムーズだったことでしょう。

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真っ赤な厚みのあるレザーシートは 高級感たっぷりで アイボリーがかった外装白色と
抜群のコンビネーションで 乗員を迎え入れたことでしょう。

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一生懸命写真を撮っていると ドン☆イデリーノさんから驚きの事実が耳打ちされました!

1960年デビューにあって 何と!パワーウィンドウなんだそうです。
アメリカ市場を意識したのか フラッグシップの誇りなのか
今もしっかりと ゆっくりながら動き続けるその様は 戦前のアルファから受け継ぐ
高級車たる美学が 連綿と受け継がれ 高嶺の華であった素敵な時代を彷彿とさせますね。

アルファロメオが オートクチュールからプレタポルテへと変貌を遂げる
手造りから 量産へと移行する過渡期の もろもろな時代背景が詰まった2000スプリント
あらためて実車に触れてみて 色々なことを思い起こさせる魅力に満ちた1台でした。

では次回 イデオートで出会った珍しい車を一挙大量に紹介したいと思います。つづく・・

by lancista | 2010-09-05 18:30 | Car life & event  

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