Lancia Lunch 2009(ランチア ニュー デルタ編)

え~ 前回のリブラが 1999年デビューですから
このニュー・デルタは それより約10年若い 2008年デビューとなりましょうか。

本国のデビューは 丁度1年半前のリーマンショック以前だったので
Lancia New Delta として ベネチア映画祭のリムジン役も勤め かなり気合が入ってました!
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しかしながら 日本へ導入された2008年末には 世界同時不況が襲い
この 高級5ドアHB・ワゴン? という新たなジャンルを開拓する意気込みも
少し衰えたかに見えましたが 実車を間の当たりにして やはり良いものは良い!
との結論に達しましたので 画像中心で報告させていただきます。

まず・・



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日産ムラーノに似てるだとか 賛否両論渦巻くデザインですが 私はカッコイイと思いました。

彫刻の芸術にも名高いイタリア車の常で 2次元の写真では その立体感まで写し出せず
本物を目にしたとき ハッとさせられることが 度々あります!
この ニュー・デルタも その類ではないかと・・

フロントの鼻先も 大胆にスラントしていて 実車は
品性が崩れる寸前で かなりのアグレッシブさを秘めています。

また ムラーノみたいと言われるリアも イプシロンの流れを汲む文法に沿っていて
クラシカルさと前衛さが融合した 新しい感覚に思えました。
その秘密がどこから来るのかまで 理解出来てはおりませんが。。。

しかし 全長4600mmに迫ろうかという巨体が 有機的ハッチバックの態をなす時
そのボリューム 特にリアのそれは かなり未体験の存在感で迫って来るでしょう。
このへんが ランチアの踏み絵で 好き物かどうかが試される
あえて万人受けを狙わない ひねくれた部分なのかも知れません。
まぁ そこが好きなんでしょうけど・・

ボディカラーも 個人的には 白や黒のハッキリした色が映えるように思いますが
どうでしょうか?
 
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室内に目をやると ランチアお前もか! と嘆かわしくなる
最近の国産車みたいなハンドルに心痛めますが グリップの質感はまぁまぁでした。

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メーターは 可もなく不可もなく といった感じ。
夜間照明とかが テージスとかみたいに どこまで凝ってるのかは 試していません。
メータークラスターのステッチは 好きな類の高級感でした。

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ハザードのスイッチが ランチアエンブレムの逆三角形なのは 洒落が効いてますね(笑)
ATのシフトレバーは微妙ですが センターコンソールの雰囲気はまぁまぁ。
助手席に伸びるダッシュトリムとかは 革っぽい質感の新素材で上手にまとめてありました。

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シートに目をやると これぞランチア!といった華やかさを寸止めしたシックな内装です。
しかし 国産車の表皮だけ革にしましたよ! とは明らかに違うクオリティ。
このインテリアを手に入れるためだけに ランチアを選ぶ人も多いと思います。

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リアシートは 分割可倒だけでなく 背もたれの角度も大きく動かせるのが
後席もおろそかにしないランチアの良心でしょうか。

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後席から眺める前方視界も 素敵な素材とデザインに囲まれて 嬉しくなります。

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シートの素材にも凝っていて この個体はポルトローナ・フラウ社製のレザー内装!
アルカンターラ素材の内装も選べるようで お好みでどうぞ。
パイピングとのコントラストも 絶妙ですね。

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リア・ラゲッジも リアシートを畳まずとも かなりの収納力を誇り
その気になれば リアシートを畳めば 5ドア・ハッチバック・ワゴンという
新ジャンルのパイオニアとして 恥ずかしくない積載能力を見せてくれることでしょう!

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惜しむらくは WRCイメージの強いデルタの名を冠したこと!
特に デルタのベーシックモデルが売れなかった日本では
その志を理解されるまでには時間がかかるでしょう。

かと言って 5ドア・ハッチバックのこの車に 新たな車名が似つかわしいかも悩んだか
70年代の2ドア・シューティング・ブレーク ベータ・HPEのHPEをショーの時は冠していましたね。
ですが 最終的にデルタだけの名前となった今
この車が 新たなランチアのイメージリーダーとして 沢山の人に理解され売れて欲しいものです。

そして 私に手ごろな値段で中古が回って来て欲しいなぁ(笑)
さらに どうせなら ディーゼル・ターボが良いなぁ・・
などと 妄想は膨らむのでした。。。

では次回 ランチアランチ2009日記も最終回!波乱万丈帰路編をお伝えします。つづく・・

by lancista | 2010-01-19 00:06 | Car life & event  

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