クルマナオキ設計キナリハウス見学会開催中(2階編)!
建築家クルマナオキ設計の最新作「キナリハウス」!の
メインとなる1階の様子をお伝えしましたが 今回は 2階の模様をお伝えしましょう。
吹き抜けに面した階段から見上げると 板を表しのまま貼った勾配天井に
各部屋からの明かりと影が 素敵に映っており
素っ気無いように見えて 表情を醸し出す素敵なキャンバスへとなっておりました。
では いよいよ2階へと登ってみましょう!
まずは・・
2階の吹き抜けに面した廊下から入る最初の部屋は 子供部屋。
杉板の床と 杉の梁が キナリハウスらしさを強調していますね。
次の部屋も子供部屋ですが こちらにはロフトベッドに向かうハシゴが掛けられてました。
ロフトの下の部分は 手前がカーテンレールとハンガーポールがあるので クローゼット。
ロフトの下 奥の部分は 棚と蛍光灯が仕込んであるので 収納コーナーでしょうか・・
2階奥の突き当たりの部屋は 夫婦の寝室のようです。
手前がクローゼットで 奥の一段高くなってる部分が ベッドスペースのようです。
ベッドスペースの下部には 収納も設けられています。
勾配天井で 屋根裏的要素もあって ワクワクして来ますね。
我が家ヒダマリハウスは 屋根裏にOMの機械室があるのと 冷暖房容積を抑えるため
フラット天井にしましたが 夫婦の寝室だけは勾配天井にしてもらいました。
個人的には ベッドから見上げる勾配天井が好きなんですよね!
そして 各部屋の奥には 半間幅の見慣れぬ空間が!
こちらが 縁側ならぬ 寝室兼個室から繋がる裏廊下!
本来 1階工房兼ギャラリーに 壁を設けながら明るい光を落とすための空間でしたが
転落防止用のネットを掛けたが最後 子供達のフィールドアスレチック空間へと早変わり!
とっても楽しい空間へと 変貌を遂げておりました。
あと 寝室と外部へ接する窓との間に ポリカーボネート製の小窓も設けられ
2重構造となり ワンクッション置くことで 温熱環境的にも配慮がなされています。
四角四面で エコや実用性を追いかけるばかりの住宅ではなく
自然素材に触れ合ったり 身体機能も呼び覚まし 人間の動物としての本能を呼び覚ます
そんな 感性に訴えかける仕掛けも組み込まれた このキナリハウス
本日 10:00~17:00まで完成見学会を行っていますので
ぜひ 見て触れて体感して 何かを感じてみては如何でしょう!
では次回 ストーブ編へと続きます。つづく・・
by lancista | 2009-12-20 08:03 | Kuruma-Architect