~恋するバッグと雑貨の店~ nabika(ナビカ)建物編!
ここへ足を運ばせるキッカケとなったお店 「nabika(ナビカ)」をクローズアップしてみます!
厳しい審美眼で オーナーのナビカさんがセレクトしたバッグや靴や雑貨も魅力的なのですが
今回は 建物を中心にお伝えします!
でも その前に オーナーのナビカさんとの出会いからお伝えしておきましょう。
それは・・
とある7月の暑い土曜日でした。
私が代車アルファロメオ145で テニスに行った帰り道 クーラーはそこそこ効くのですが
火照った身体はそれでも収まらず Tシャツに首にタオルを巻いて 窓全開で走ってました。
すると 全く同じイタリアンレッドに身を包んだアルファロメオ145が 私の後ろで信号待ち!
表通りの渋滞を避けようと 商店街の裏道を抜けようと曲がると 後ろの145も付いて来ます。
ん~ アルファ145同士で珍しいのかな?と思い 路肩に駐車してお話すると
そこが丁度 前回お伝えした ベーカリーカフェの前でした。
この奥でお店をやっています とのこと。何と言う偶然!
その日はシャワーを浴びたくて家路を急いでいたので 改めて伺いますとのことで
街中で飲み会がある時に 時間があって覗いたのがはじまり。
よくよく聞いてみると オーナーのナビカさんとは 奥様とは10数年前より知り合いでしたし
別の経営されてるお店(ベネトン)にも 良く買い物に行っていたのでした。
で 次は妻も連れて来ますね!とのことで訪れたのが今回です。
米子市の本通り商店街で100年続いた老舗時計店を 再生(リノベーション)したこのお店は
往時の面影を随所に残しながら 現代風に多少アレンジしてあり
初めて入っても どこか懐かしい 落ち着ける不思議な空間!
お店の奥には 足の付いた洋風バス浴槽が鎮座しておりました!
お店の奥側は 次回紹介しますが 暮らしの彩を演出し リラックスした自分時間を大切にできる
香りアイテムやら エッセンシャルオイルに 石鹸やフレグランス、アロマキャンドルなどなど・・
そのイメージの象徴としての浴槽なのでしょうね。
奥から表を眺めると バッグが並んだ上の空間は吹き抜けとなっており 開放感バッチリ!
表通りの商店街へ抜ける小道も 視線が抜けて良い感じですね。
吹き抜け2階の天井部分も 当時のままで なかなか良い眺めですね。
現代建築で失ってしまった 細やかな仕上げと手間暇かけた温もりにあふれています。
ま 当時はこれが標準だったのでしょうけど・・
下から見上げた2階も魅力的だったので 上がってみることに致しましょう。
2階は 1階に置いてあるバッグとは一線を画した さらに拘りの1点ものが置いてありました!
そして 右側の通路部分には・・
個展ギャラリーとして 時々展示を行っているそうです。
この日は 陶芸作家の作品が並べてありました。
興味のある方 展示スペースを探しておられる方は 相談してみられては いかがでしょう。
吹き抜け空間から見下ろす1階の眺めも魅力的でした。
当時の建物を上手に使って 巧く見せてると思います。
商店街や旧街道には まだまだこんな作りのお店が眠ってるでしょうから
もっともっと活用して欲しいですね!
点と点が線になり 面となって拡がった時に 本当の活気が戻って来ると思います!
そうなるまで応援しておりますので 頑張って下さいね ♪
nabika(ナビカ)683-0061 鳥取県米子市四日市町 46Q ROOMS B
TEL/FAX 0859-35-2312 営業時間 : 12:00~19:00
てなわけで 今回は建物中心にお送りしましたので
次回はいよいよ お店の商品を紹介いたします!つづく・・
by lancista | 2009-09-09 06:46 | Architect