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マリオ・ベリーニ FIGURA CHAIR (フィグラ チェア)がやって来た!

前回 マリオ・ベリーニ作品写真集にかこつけて 長い前フリでしたが(笑)
ベリーニ全盛期?の 70年代後半~80年代の作品
VITRA(ヴィトラ)社の FIGURA CHAIR(フィグラ チェア) をGETし
我が家ヒダマリハウスにやって来たのは 丁度1ヶ月ほど前!
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定価16万円!とも言われるところ 店頭展示品を格安で手に入れることができ 嬉しい限り!
送料は 2脚で1万円オーバーとそれなりでしたが トータルでも安い買い物でした(笑)

しかも 青と赤と揃っており 私の分と妻の分と 幸い揃えることが出来たのも
ここ1年近く 色々な所でチェックし 待っていた甲斐があったというもの!!

それでは 色々と詳細をチェックしていくことと 致しましょう。
まずは・・



マリオ・ベリーニ FIGURA CHAIR (フィグラ チェア)がやって来た!_d0141173_7385175.jpg

フィグラ・チェアをフィグラ・チェアたらしめている 背面下部のベルト部分!

横から見ても このように締まっており 深く座っても 腰が当たるにしても
そんなにグイグイと押してくる感じではない。
色の付いている座面や背面のクッション部分に比べると 弾力は半分位です。
あ 当然 バネの反力によって 背面が少しリクライニングはします。

マリオ・ベリーニ FIGURA CHAIR (フィグラ チェア)がやって来た!_d0141173_7385865.jpg

座面&背面センター部分に 縫い目というか切り返しがあるのですが
その下部分の色も黒と ベルトの色とコーディネートがなされていました。

それと 写真を撮るために倒したり裏返してみましたが けっこうな重量で
割と しっかりした造りなんだと言うのが 最初の感想でしたね。

あと 裏返して製造年月日を確認したところ 2005年製造のようでした。
意外と 最近まで造られていたようで 安心するとともに 5年落ちなら掘り出し物かも・・

マリオ・ベリーニ FIGURA CHAIR (フィグラ チェア)がやって来た!_d0141173_739595.jpg

ピンボケで申し訳ありませんが 一応マリオ・ベリーニと浮き文字で刻印がなされ
椅子を上下するガスダンパーのロック&解除レバーも 同心円が刻まれたベリーニらしい
遊び心にあふれたパーツです。

マリオ・ベリーニ FIGURA CHAIR (フィグラ チェア)がやって来た!_d0141173_7391352.jpg

腰のベルト部分を繋ぐ ベルクロを剥ぐってみました(笑)

すると 背面のファブリックを椅子に留める部分とか 見せたくない箇所が ここに集約され
製造工程も含むメンテナンス性の向上と デザインが両立された 巧い仕掛けだと分かります。

マリオ・ベリーニ FIGURA CHAIR (フィグラ チェア)がやって来た!_d0141173_12295481.jpg

我が家ヒダマリハウスは 2階に夫婦の寝室と子供部屋があるレイアウトなのですが
寝室をミニマムにした分 吹き抜けに面した2面に造り付けのテーブルを配し
夫婦の書斎コーナーと 子供の勉強(お絵かき?)コーナーとしています。

我が家を設計してくれた 建築家クルマナオキ君がイメージを伝えるために
沢山書いてくれたデッサンのうちの1枚で それが伝わるでしょうか?
流石に フラットなデスクでは 1階にモノが落ちてしまうため 棚を設けてもらいましたが・・

マリオ・ベリーニ FIGURA CHAIR (フィグラ チェア)がやって来た!_d0141173_1230330.jpg

一応 平面図ではこうなってます。階段との仕切りが 背丈の低い本棚で
その前の机が 我々夫婦の書斎コーナー!
テーブル部分にある丸い円が OMソーラーのダクト位置を示しています。

子供の机を 共通スペースへ出したのは 引き籠り防止にも役立つでしょう(笑)

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こちらが 今まで座っていた 冬はお尻が冷たくなってしまう 板張りのチェア。
夜遅くにブログを書いたりしてると それが辛かったんですよね。。。

マリオ・ベリーニ FIGURA CHAIR (フィグラ チェア)がやって来た!_d0141173_739261.jpg

で 同じ場所に 新しくフィグラ・チェアが収まったの図!
かなり 建築家が描いた 理想のスケッチに近づいたとは思いませんか?

ここ1ヶ月ほど使ってみての感想は やはりチェアは イイものが良い!
車のシートも同じだと思いますけど 疲労度が違います。

なおかつ 舶来欧米主義ではないですけど 畳文化から椅子文化へ変わって たかだか数十年。
そこへ行くと 椅子文化の長い歴史のある欧米諸国が送り出す椅子は やはりベースが違うと。
国産でも 良く考えられ造り込まれた椅子もありますが 座る側のお客の要求も高いのでは?
などと思ったりするのです。

そこへ持ってきて デザインもお気に入りのベリーニと来れば かなり満足度は高いです。
と言うように ちょっと背伸びして手に入れた フィグラ・チェアは とっても快適なのでした。

by lancista | 2010-02-10 12:58 | Mono Impression  

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