マリオ・ベリーニ FIGURA CHAIR (フィグラ チェア)がやって来た!
ベリーニ全盛期?の 70年代後半~80年代の作品
VITRA(ヴィトラ)社の FIGURA CHAIR(フィグラ チェア) をGETし
我が家ヒダマリハウスにやって来たのは 丁度1ヶ月ほど前!
定価16万円!とも言われるところ 店頭展示品を格安で手に入れることができ 嬉しい限り!
送料は 2脚で1万円オーバーとそれなりでしたが トータルでも安い買い物でした(笑)
しかも 青と赤と揃っており 私の分と妻の分と 幸い揃えることが出来たのも
ここ1年近く 色々な所でチェックし 待っていた甲斐があったというもの!!
それでは 色々と詳細をチェックしていくことと 致しましょう。
まずは・・
フィグラ・チェアをフィグラ・チェアたらしめている 背面下部のベルト部分!
横から見ても このように締まっており 深く座っても 腰が当たるにしても
そんなにグイグイと押してくる感じではない。
色の付いている座面や背面のクッション部分に比べると 弾力は半分位です。
あ 当然 バネの反力によって 背面が少しリクライニングはします。
座面&背面センター部分に 縫い目というか切り返しがあるのですが
その下部分の色も黒と ベルトの色とコーディネートがなされていました。
それと 写真を撮るために倒したり裏返してみましたが けっこうな重量で
割と しっかりした造りなんだと言うのが 最初の感想でしたね。
あと 裏返して製造年月日を確認したところ 2005年製造のようでした。
意外と 最近まで造られていたようで 安心するとともに 5年落ちなら掘り出し物かも・・
ピンボケで申し訳ありませんが 一応マリオ・ベリーニと浮き文字で刻印がなされ
椅子を上下するガスダンパーのロック&解除レバーも 同心円が刻まれたベリーニらしい
遊び心にあふれたパーツです。
腰のベルト部分を繋ぐ ベルクロを剥ぐってみました(笑)
すると 背面のファブリックを椅子に留める部分とか 見せたくない箇所が ここに集約され
製造工程も含むメンテナンス性の向上と デザインが両立された 巧い仕掛けだと分かります。
我が家ヒダマリハウスは 2階に夫婦の寝室と子供部屋があるレイアウトなのですが
寝室をミニマムにした分 吹き抜けに面した2面に造り付けのテーブルを配し
夫婦の書斎コーナーと 子供の勉強(お絵かき?)コーナーとしています。
我が家を設計してくれた 建築家クルマナオキ君がイメージを伝えるために
沢山書いてくれたデッサンのうちの1枚で それが伝わるでしょうか?
流石に フラットなデスクでは 1階にモノが落ちてしまうため 棚を設けてもらいましたが・・
一応 平面図ではこうなってます。階段との仕切りが 背丈の低い本棚で
その前の机が 我々夫婦の書斎コーナー!
テーブル部分にある丸い円が OMソーラーのダクト位置を示しています。
子供の机を 共通スペースへ出したのは 引き籠り防止にも役立つでしょう(笑)
こちらが 今まで座っていた 冬はお尻が冷たくなってしまう 板張りのチェア。
夜遅くにブログを書いたりしてると それが辛かったんですよね。。。
で 同じ場所に 新しくフィグラ・チェアが収まったの図!
かなり 建築家が描いた 理想のスケッチに近づいたとは思いませんか?
ここ1ヶ月ほど使ってみての感想は やはりチェアは イイものが良い!
車のシートも同じだと思いますけど 疲労度が違います。
なおかつ 舶来欧米主義ではないですけど 畳文化から椅子文化へ変わって たかだか数十年。
そこへ行くと 椅子文化の長い歴史のある欧米諸国が送り出す椅子は やはりベースが違うと。
国産でも 良く考えられ造り込まれた椅子もありますが 座る側のお客の要求も高いのでは?
などと思ったりするのです。
そこへ持ってきて デザインもお気に入りのベリーニと来れば かなり満足度は高いです。
と言うように ちょっと背伸びして手に入れた フィグラ・チェアは とっても快適なのでした。
by lancista | 2010-02-10 12:58 | Mono Impression